ゴールドとダイヤモンドで作った“菜の花の指輪” 。こちら屋久島ではちょうど菜の花が咲くタイミングで、海沿いに広がった菜の花畑に佇んで指輪を眺めるひと時。
彼女の名前の一文字からモチーフに選んだ菜の花のジュエリーが、この時期に出来上がったタイミングも良かった。お二人の物語も、屋久島の季節も。今、この瞬間から生まれるジュエリーがあると思う。
喜びがいっぱい溢れていて、とても幸せな気持ちに包まれた。今日はプロポーズに合わせてお作りした婚約指輪のお話を。
サプライズで指輪をプレゼントする場合は何と言っても、デザイン作りやサイズ選びなどを静かにそっと進めることが大切になってくる。
屋久島でプロポーズをしようと思っているので!と声をかけてくれた彼とは、メールでデザインを送ったり、サイズゲージを郵送したりして打ち合わせを進めてきた。
彼女の友人伝いにサイズをチェックできたのがとても良かったなあ、などなど。今ではもう大切な思い出になっている指輪作りの日々を振り返りつつ。
リングのいろいろを見ていこう。
3粒のダイヤモンド。ゴールドでかたどった3つのお花。リングと粒々の装飾もイエローゴールドで。彼と一緒に選んだ素材を前にして、思いつくままに造形を重ねていくような指輪作りが即興料理のようで楽しかった。
たくさんの偶然や必然が重なり合って出来上がった造形ではあるけれど、お二人の物語から生まれたこのデザインが、また次の未来へと繋がってゆくのも素晴らしいと思う。
リングはすっきりと細く。静けさの中に高揚を感じるような。シンプルさと装飾性の出会う場所をいつも求めている。
そしてそして、
お二人とはこれから結婚指輪作りを始めることになっているので、こちらもとても楽しみ。結婚指輪は日々のパートナーになるような、普遍的なスタイルでありながら、このリングとのマッチングを考えていきたい。ちょっとしたお出かけの際に重ねてつけていける場面がたくさんできればいいと思う。
お二人の物語から生まれる指輪作りの物語を、今回は三人で一緒に歩み始めている。
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