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クローバーの指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, emerald
size: 葉っぱ5mm-7mm エメラルド6石

Delivery time is within 8 weeks.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

幸せのかたち、 クローバーの指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

幸せのかたち、 クローバーの指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

ずっと思い描いてきた憧れが、ひとつのジュエリーになりました。

 

幸せのかたち。

クローバーの指輪。

 

ゆうこさん、誕生日おめでとう。

つい作業に夢中になりすぎて、二ヶ月遅れのプレゼントになりました。

 

クローバーの指輪 platinum, emerald

 

光沢仕上げのプラチナに、深い緑のエメラルド。

シンプルでありながら、心に残る組み合わせです。

 

大きさやかたちの異なる葉っぱを花冠のように連ね、小さなリングに仕立てました。

 

葉っぱの大きさは、5mmから7mmほど。

小さなプラチナの粒に、六つのエメラルドを添えました。

 

指に纏うと、ふわり。

軽やかな雰囲気とプラチナの豊かな質感をが伝わってきます。

 

 

庭先で楽しげに寄り添うように咲くクローバー。

その可憐で、どこか夢のような佇まいに癒されます。

 

出会うと、ついついしゃがみ込んで、四つ葉を探してしまう。

そんなひとときも、子供の頃から変わらない喜びですよね。

 

庭先のクローバーにそっとリングを添えてみると、

エメラルドと葉っぱの緑色が重なり合うように響き、思わず胸が高鳴りました。

 

そして、リングの中にもひとつ、四つ葉を見つけられるのがわかるでしょうか。

 

プラチナでかたどった葉っぱを、バランスを見ながら、ひとつひとつリングに添えていく。

まるで花飾りをつくるような、心踊る指輪作りでした。

 

大切なひとへ、祝福を贈るように。ですね。

ひとつだけの指輪が出来上がったように思います。

 

クローバーの指輪は、ひとつひとつ新しい表情に仕上がるデザインですので、

皆さまのリクエストや大切な想いに寄り添いながら、

ひとつひとつ、カスタムメイドでお仕立てできればと思っています。

 

葉っぱを少し控えめにしてみたり、エメラルドを多めに散りばめてみたりしても、きっと素敵。

もちろん、ネックレスやピアスへのアレンジも喜んで承りますので、

オーダーメイドをご希望の際は、ぜひお声がけください。

 

大切な想いをジュエリーに。

皆さまと一緒にかたちにできれば幸いです。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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雨と緑と、プラチナと #屋久島でつくる結婚指輪

夜明けにスコールが通り過ぎたようだ。

 

植物たちは夏の雫を纏い、ダイヤモンドを散りばめたように輝いている。

 

入道雲の隙間から降り注ぐ陽光に緑が照らされ、新しい一日が始まる。

 

雨上がりの情景の中で、そのシルエットを眺めるひととき。

 

心を躍らせながら、リングを手にして庭先に出てみる。

 

雫とプラチナ。

変わり続ける永遠が、今ここにある。

 

丸く削り出したプラチナリングのアウトラインに、緩やかなカーブを施した。

小さなリングの中には、ひとつの“巡り”のようなものが生まれ、

それは不思議と、果てしのない時間を宿しているようにも感じられた。

 

この雨と緑と、プラチナと。

あるいは、わたし自身もまた、同じ永遠の中にあるのだと思うと、なんだかとても心励まされる。

 

指輪作りの工程は、これから彫刻作業、石留め、磨き仕上げと進んでいくわけだが、

島に流れる時間のように、ありのままの美しさを大切にしながら、仕上げていくことができればいいと思う。

 

ふと空を見上げると、西の空に虹がかかっていた。

眺めているうちに、それはダブルの虹になり、

そして、ほどなく青い空の中へと消えていった。

 

それは、深呼吸をするくらいの、ほんのつかの間のことだったように思う。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

すっきり細身のプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

すっきり細身のプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪

削り出しの作業を大方終えたところで、その手触りを確かめるために、彼のリングを自分の指に合わせてみた。

手に伝わってくるプラチナの確かな質量が心地よい。

 

とても繊細なシルエットではあるけれど、大地とつながるような頼もしさがあるのは、たっぷりと地金を使って仕立てているからだろう。

 

すっきり細身のプラチナリング。

 

ずっとつけていたくなる1本だなと、夏の陽光を浴びたシダの葉のそばで眺めながら、しみじみと思った。

 

 

実のところ、わたし自身もシンプルですっきりとしたデザインのものが大好きで、毎日身につけるものは特に、手触りや着け心地を大切にしている。

たとえば服などでは、着ていて気持ちいいと思えるものばかりを、つい繰り返し選んでしまうのだ。

 

何十年もの時間を共にする結婚指輪なら、なおさら身近な存在になるに違いない。

 

「普段、装飾品をつける機会がないもので」と、デザインの相談をしている際に彼がそう言ってくれたことをよく覚えている。

 

植物のように、ここにあることが自然で、親密に感じられる存在ならどうだろう。

 

そのようなおふたりのリングの姿を思い描きながら、日々作業机に向かっている。

 

それにしても、一度形を整えたものに大きな力を加えることは、なかなか勇気がいるものだ。

アウトラインをじっくりと確かめたあと、次の工程へ進むことにした。

 

思い切りよく、新しい扉を開くように。

 

リングを鉄の枠にあて、添え木と木槌で叩きながら、緩やかなカーブをつけていく。

こうすると、リングの中に、なめらかな“流れ”が生まれるのだ。

 

リズミカルなラインが、繊細なリングに力強さを与えてくれる。

そして実際に、叩くたびにプラチナも硬くなっていく。

 

少しずつ、少しずつ。

コンコン、コンコン。

 

作業がひと段落したところで、ようやくアトリエから出てみることにした。

暑い夏の散歩は、早朝や夕暮れ時に限る。

 

夜明けにはオレンジ色に染まる雲を見たし、日暮れ前には、海から空へと広がるグラデーションを眺めることができた。

 

日も短くなってきたが、出会う色彩は毎日新しい。

スイカやパッションフルーツも本当に美味しいけれど、梨やさつまいもも楽しみすぎる。

ハイビスカスはずっと元気で、そろそろ彼岸花も。

 

暮らしの中で出会う何気ない喜びを分かち合える誰かがそばにいると、日々はあたたかな時間に包まれるのだろうと思う。

 

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制作編

ふたつでひとつのリングを作り上げていく #屋久島でつくる結婚指輪

ふたつでひとつのリングを作り上げていく #屋久島でつくる結婚指輪

ふとした瞬間に、新しい季節の気配を感じた。

少しひんやりとした空気が漂う朝だった。

 

 

台風が去り、およそ一週間途絶えていた流通も再開し、島には穏やかな日常が戻りました。

自然の移ろいを身近に感じながらジュエリーを作れることも、島暮らしならではの贈り物なのかもしれません。

いつも新しいインスピレーションを届けてくれる屋久島に、ありがとう。

一度きりの夏。屋久島が紡いでくれた、おふたりとの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

潮風を受けた庭先の植物たちも、ゆっくりではあるけれど、確かに再生を重ねている。

日々彩りを豊かにしていくハイビスカスやシロツメクサを眺めていると、とても励まされる。

今日も、自分の歩幅で進んでいかなくては。

 

表面をざっと磨き上げ、次の工程へ向けて準備を整えた。

いよいよ削り出し作業が始まる前に、庭先で深呼吸を。

 

ふたつのリングがぴたりと重なり合うと、なぜだか嬉しい。

 

作業台の上にプラチナリングを置き、いよいよ作業に取り掛かることにした。

 

用意したものは、目の粗い鉄工ヤスリと細かいものを一本ずつ。リングに目印となるラインを描く罫書きペンと定規、あとはルーペくらいだ。

 

造形作業では、0.01mm単位で寸法を確かめながら進めていく。
もしかすると、意外に思われるかもしれない。

 

彼女の1.8mm幅。彼の2.0mm幅。

細身のリングを、お揃いのシルエットになるように、思い切りよく削り出していく。

 

片側を一周、そして反対側を一周削り出す。

角度を変えて、もう一周。

同じリズムで、手を止めることなく。

角ばっていたプラチナリングにやわらかな丸みが現れるまで、何度もタッチを重ねた。

 

やがて、丸みを帯びた表面に、少しずつ光が巡り始める。

その“流れ”をときおり確かめながら、感覚を途切れさせないように手を進めていく。

 

おふたりとともに思い描いてきたリングの姿が、いま、手の中で形になりつつある。

生まれ始めた小さな息吹を、このまま大切に育んでいきたいと思った。

 

ここまでくると、リングに描いたガイドラインは消え、あとは手の感覚に造形の核心を委ねることになる。

 

これはいつも不思議に思うことなのだが、人の手から生まれるほんのわずかな揺らぎのようなものに、わたしたちはどうしようもなく惹かれてしまう。

 

ひとつひとつ違う個性を宿した花たちが、集まってひとつの景色をつくるように。

ふたつでひとつのリングを作り上げていく。

 

15分くらいかもしれない。あるいは1時間以上が経ったのだろうか。

気がつけば、ふたつのリングの表面が丸く削り出され、作業台にはプラチナの粉がたくさん散っていた。

 

おふたりは、これから屋久島を訪れる機会も多くなりそうとのこと。

細身のシルエットを保ちながらも、アウトドアで過ごす時間も安心できるよう、ほんの少しだけボリュームを加え、リングに安定感を与えた。

 

シンプルでプレーンなシルエットなので、メンテナンス性も高いと思う。

日々の暮らしの中で、時間そのものが装飾となり、きっと深い味わいが育まれていくだろう。

 

なんだか少し先の未来が見えてきたような気がして、心を躍らせながら、紙やすりと精密ヤスリを用意した。

ここで道具を変えて、表面をよりスムーズに整えていくことになる。

 

相変わらず細やかな作業が続くのだが、案外、こうした繰り返しがとても好きだったりもする。

 

ようやくここで、作業も半ばに差し掛かったといったところだ。

屋久島でつくる結婚指輪

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