
山の裾野に続く段々畑に、ひまわりが咲いた。
秋には稲穂が波打つこの場所では、その季節までのあいだ、ひまわりやコスモスが育てられ、土を豊かに整えてゆく。
ひまわりと稲穂は、なんとも南国らしい取り合わせだと思ったけれど、
そういえば、その両方がご家族のリングのモチーフになっていた。
結婚指輪をお届けしたおふたりに、赤ちゃんが生まれた記念としてお作りしている小さなリングは、造形の工程を無事に終えたところだ。
これから刻印を入れ、誕生石をセットして、いよいよ完成を迎えることになる。
その前に、三つの金属により紡がれたフォルムを眺めておこうと思う。
爽やかな青空の下で煌めいていた、あの光の印象とともに。

イエローゴールドとピンクゴールド、プラチナがちょうど三分の一ずつ並んだ。
ころりと丸いラウンドシェイプは、お父様とお母様のリングとお揃いのデザインである。

それぞれは確かな個性を持った金属であり、
同時に、ひとつのリングでもある。

三人家族だから三色。
四人家族なら四色。
いずれは、大家族にもチャレンジしていきたい。
ご家族の大切な想いに導かれるようにして出会えた、ひらめきだった。
ベビーリングの素敵なアイデアが生まれたように思う。
はじめて結婚指輪作りのご相談をいただいてから、もう3年を過ぎたけど、
いつもあたたかな気持ちを、ありがとう。
ゆっくりと育まれゆくご家族の時間のそばで、こうしてひとときご一緒をできることを、何よりの幸せに思いながら。

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