オウレンのネックレスが出来上がりました!
オウレンとは、屋久島は冬の森に咲く白く小さな花でありまして、
正式な呼び名は、オオゴカヨウオウレン。
わたくしもその可憐さ、その麗しさに出会ってから、ずっとオウレンに夢中で、これまで何度もオウレンをかたどってジュエリーを作ってきた。
手の中に出来上がったばかりのペンダントトップを眺めていると、
“もしかするとまだ間に合うかも!”
森の中に咲くオウレンのイメージが浮かび上がってきた。
い、いや、オウレンの季節はもうとっくに過ぎている。
と迷うオレ。(0.1秒)
でもこれも何かのタイミングなのかもしれない。(0.1秒)
気がつけばネックレスとカメラをカバンに入れて車に乗り込んでいました笑
さあ、森に出かけよう。
季節の終わりに一輪のオウレンに出会いました♪
こうすると、ほら。
大きさは実物の花とほとんど同じなのがよくわかりませんか?
約1cmほどの繊細なペンダントトップなのです。
今回はプラチナとゴールド、ダイヤモンドの組み合わせで作りました。
お花のジュエリーを作るときはいつも、
その花の印象にピタリとくる石を選ぶようにしているのだけど、
オウレンには絶対ダイヤモンド!
これだけは何千年も前からずっと決まっていたようにも感じてしまうほど。
美しき組み合わせだなと思います。
オウレンが咲いたら、森に春がやってきた合図。
今日の屋久杉ランドではホントにこの一輪だけに出会ったので、
むっちゃラッキーだった!
この花と一緒にネックレスを届けたいとずっと思ってた。
光いっぱいだった森。
屋久島からスイスにお届けする小さなお花のネックレス。
手にとって木々の間から通り抜ける光にかざしてみたら、
多彩な緑に囲まれてキラキラ輝いた。
小さな花をかたどったネックレスが、
まるで森の一部のようだったワンシーン。