指先に収まるほど、小さなお花のペンダントトップが出来上がりました。
“大切な人にプレゼントしたいのです!”
と声をかけてくれた彼。
彼にはこの冬にインスタグラムからメッセージをいただいたのですが、
素材のこと、特別な刻印のこと、打ち合わせを重ねてきたので、
出来上がったネックレスを前に喜びの気持ちでいっぱいです。
屋久島サウスでは、ちょうどタイミングよく春の小花がどんどん咲き始める頃で、
アトリエでは色とりどりの花とともに進めたこのジュエリー作り。
最後に、3.5mmという小さなムーンストーンをシルバーのお花石枠で包み込み完成となりました。
time flower necklace 18k yellow gold, sv925, moonstone
チェーンを通すと、スッキリと繊細な姿。
トップ部分は小さな中にも確かな存在があって、
ムーンストーンが浮き立つように感じました。
天然石の石枠が実はお花。というのがいいですね。
ずっとつけてたくなりそう。
このジュエリーを初めて作ったのは
“モモ”という物語を読んだのがきっかけだったんです。
その中で空想の花が出てくるシーンがとても印象的で、
感動いっぱいでデザインしたのを今でもよく覚えています。
イメージの中に浮かんだ花をジュエリーに変えてみよう!と。
花の名前は“時間の花”といいました。
そうやって、かたちのないイメージをかたちとしたジュエリーでありますが、
ちょうど彼が大切な想いを伝えるためにこのネックレスを選んでくれたのも
偶然ではあるけれど、とても自然なことのように思えるのも不思議。
FBのメッセンジャーでは本のお話もしたり、
交わした日々の打ち合わせも楽しかった!
time flower necklace from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
木漏れ日の中で手に取ると、
出来上がったばかりのネックレスが春に溶け込んだ!
一足早い島の陽気とともにネックレスをお届けいたしますね。
楽しい制作をありがとうございました。
オーダーメイドのご相談はこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
制作編
https://keijewellery-yakushima.com/?p=13568