波と水面のように、光と風のように。
寄り添い、一つになるような結婚指輪があります。
屋久島から海の向こうに暮らす友人にお届けする
シャンパンゴールドの結婚指輪。
シャンパンゴールド、咲き始めたコスモスと山茶花、手作業のリズムと。
お二人と島の季節を分かち合いながら結婚指輪をつくる、愛おしいオーダーメイドの日々でした。
まだ2ヶ月も過ぎていないのに、結婚指輪相談会でお会いした日がもう懐かしくて!幸せいっぱいだった日。海を渡って会いにきてくれてありがとう!
たしかに、ジュエリーには目に見える形やデザイン、
手触り感があります。
結婚指輪はずっと長くお付き合いをいただくものなので、
日々の暮らしに寄り添うようように、
丁寧に手作業で仕上げてお届けしています。
でも、その造形を作り出しているのは
今までの記憶だったり、これからの未来だったり、
お二人が紡ぐ物語なのだなあとしみじみ思った今回の指輪作り。
そしてお二人とわたくし、屋久島が繋がって
いよいよ出来上がりました。
世界に一つだけの結婚指輪。
雨上がりの庭先にて。
島のひかりと一つになりそうに見えたシャンパンゴールド。
とっても繊細な彼女のリング、しっかりと真っ直ぐな彼のリング。
素材は同じシャンパンゴールドを選んでくれました。
ぴたりと重ね合わせてみると、
なんだかお二人がすぐ近くにいるようにも感じられて!
思わずぐっときてしまいました。
少しずつ違っているからこそ、補い合えるような。
出会う事ってなんだかとても素敵です。
そして、
なんと言いますか、
胸の奥の方に響いてくるこの佇まい。
手作業から生まれる“揺らぎ”
なのだと思います。
ふわりとした雰囲気もありますが、
手に取るとゴールドの確かな重みも感じられるのが嬉しい。
とても安心なのです。
ああ、早くお二人に手にとって頂きたい!
見上げると山々には大きな虹が掛かっていて。
リングを空に掲げて眺めていると、
お二人にありがとうの気持ちがいっぱい込み上げてきました。
幸せなお二人とご一緒するオーダーメイドの時間では、
いただくことが本当にたくさんあると思います。
わたくし事になるのですが、
ジュエリーも写真も、海で泳いだり、花を眺めたり。
わたしにとっての日々の色々は、自身を癒して助けるためにあるもので。
そんな小さな喜びの数々を集めて集めて、気がつくと両手から溢れるようになっていました。
もしこれらのパッションに共感して必要としてくれる誰かがいるのならば、
そう信じることから始まったジュエリー作りです。
こうして島で出会った感動を
お二人と分かち合えることが何よりも幸せです。
たゆたう光のような、
煌めく水面のような
夕暮れ時はいつものビーチにやってきた。
さあ、いよいよです。
指輪作りの時間はひと段落となったけど、
これからがまた新しい始まりですね。
屋久島に飛行機で到着して、ドーナツを買って、真っ直ぐにアトリエにきてくたり。
パーティーのケーキカットでは子供たちにむっちゃ囲まれていたり笑
ほんの最近のことなのに、今となっては全てが素敵な思い出です。
いろいろとアップダウンある日々なのが似ているのかなと思うのだけれど、
まあ、お互いゆっくりと歩んでいきましょう。
何気ない日々に、小さな幸せを見つけることができれば素敵だなと思います。
そんな二人のシーンにこのリングも一緒にあると最高です。
ご結婚おめでとう!
楽しい指輪作りにありがとう!
いつものビーチにて。
2022年11月
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