しずくのしずくネックレス 18k yellow gold, diamond
一滴のしずく。島の友人に作りました。
雫を思い浮かべると
どうしてもキラキラと輝く雨上がりの世界を連想してしまう。
屋久島ではとてもなじみの深い雨上がりの時間。
雫に包まれた世界で過ごしていると自然とこのようなデザインが生まれてきた。
雨や潮風、川の流れる音。。
水の気配に包まれているとなんとなく体に近くなるというか、自分に近くなれるフィーリングあって、
近くに水の気配がなくても、いつでもこれをつけているだけでそんな気分になれればいいな。
などと思いを巡らせながら作ったネックレス。
雫をかたどった小さなネックレスを前にすると
時々、
あっ!これれわかるわかる!
などと水にまつわることで誰かと気が合ったりすることがある。
直感めいた出会い。
ジュエリーを選ぶときっておよそそんな瞬間だったりするんです。
出来上がったばかりのペンダントトップを指の上に乗せてみた。
小指です。ほんと小さい!
なぜだろう。小さいほどに目がいくのですよね。
ちょうど鎖骨の凹みにポトリと落ちる大きさが、
まるで本物の雫のように感じました。
大きさは約0.8ミリほど。
小さいながらにも、たっぷりとゴールドを使っているところが
実はこのジュエリーの秘密の一つ。
しっかりと厚みをとって、ゴールドの重みを感じるように仕上げると
ジュエリー自体の存在感をしっかり感じることができて、
なんだかとても安心な気持ちに包まれるのです。
外出とか何かのパーティーの時も気持ちがワクワクするんですが、
毎日過ごす、いつもの時間って実はとても長くて、
わたしはそこがそこを充実させたいなと思ってしまう。
ほんのささやかで良いのです。
いつもの日常がキラリと輝いていると人生ってほんとに素敵!
そしていつもの暮らしが、何気ないひと時が愛おしくなるような。
そんな場面と共にあるジュエリーを作れたらどんなにいいだろう。
屋久島に暮らするようになって、
ここでジュエリーを作るようになってから、ずっとそんな気持ちが心の支えになっていた。
屋久島の雫の一滴をすくい取って
小さなジュエリーが出来上がりました。
屋久島のひとかけら、同じ水をみんなで分かち合うような気分でもありますね。
しずくのしずくシリーズは
プラチナで、ゴールドで、これまでネックレスとピアスを作ってまいりました。
いつも使ってくれている皆さま、これから使ってくれる皆さま、ありがとうございます!
いつもありがとうございます!