昨日訪れた森。
森林浴とはよく言ったもので、
1時間ほどの滞在だったのに、浴びた森の緑はハンパなく、
今日はキラキラと輝く余韻の中で一日を過ごしていた。
森の入り口では新緑が始まっていて、
霧に包まれた幻想の世界に迷い込んだようだったのです。
森では大好きなオウレンの花も見れたし、
ちらほらと新緑の若葉も見えた。
ちょっとした節目をざわざわと感じて
カレンダーに目をやると、今日は3月14日。
ホワイトデーであり、
3,14の円周率を指す日でもあるじゃないか!
調べてみると、
3月14日の1:59に円周率を祝う習慣が遠く海の向こうにはあるらしく、
その祝賀にはもちろん、パイを食べるとか、食べないとかw
とにかく、ぐるりと回る円は縁起が良いもので、
指輪にしても、ネックレスにしても、
ぐるりと繋がるものって、
心落ち着くものがあるのかも。
バームクーヘンも、ぐるりであります。
こちらは海の向こうから届いたハッピー。
先日結婚指輪をお届けしたお二人からいただたお写真で、
三日前の朝、メールボックスを開くと嬉しいメッセージが添えられていた。
「思い出に残るリングになりました。そして、ご報告です。待望の息子が誕生しました!」
一年前の春にお会いしたとき、お二人はちょうど結婚を決めた直後のことで(そのタイミングもすごい!)、
それから指輪が出来上がって、赤ちゃんが生まれて、
ほんの一年の間に溢れるほどのストーリーが詰まってるのだから
巡り合いって素敵。
幸せなことって、ほんと近くにあるのだろうな。
大切な指輪を、僕に声をかけてくれてありがとうございます!
さて、さて、
今日のアトリエです。
生まれた赤ちゃんのお名前をモチーフとしてかたどった“楓”の葉っぱ。
銀の板を糸鋸でゆっくりゆっくりと切り落としてゆくと、
繊細なアウトラインが浮き上がってきた。
楓、というキーワードは
お二人が旅で訪れた場所だったり、
彼女のお名前の一部を譲り受けたものだったりするのだという。
楓のジュエリーにもまつわる物語があって、
こちらでもまた、胸がポカポカ。
中指の上に乗せるとこんなにも小さくて、、、
シルバーでかたどった楓の葉っぱは
ここからさらに表面に有機的な質感を与えてゆき、
葉脈やらも加えて、
ペンダントトップとなることに。
小さいからこそか、お名前のこともあって、
指の上でいっそう確かな存在を感じることができた。
溢れていた今日のハッピーを思い出しながらこのブログを書いていると、
ついつい遅い時間になってしまいました。
屋久島時間なので、22:24分でもう深夜なのであります。笑
三月も半ばとなって随分過ごしやすくなっていましたね!
明日もまたここで。
皆さまもどうぞ素敵な一日を♪