「風強めですが、いい波来てますよ」
早朝に波乗り仲間のきんちゃんからショートッメセージが入った。
今日から新しいジュエリー作りが始まるということもあったので、
これはいいタイミングだぞと
朝一番でいつものビーチへと出かけることに。
暮らしの中で何か区切りがある時は、いつもこうして海に入ってから新しい作業を始める、
というのが気づけば習慣になっている。
まあ、朝は5度近くて、驚くほどに寒い日でしたが、
ウエットスーツに着替えて
思い切って海に飛び込みました。
ドボンっ!!
海に入ってからの
温泉に向かう道。
水から水への水コースでありました。
屋久島といえば森の美しさが際立って世間でも知られているけれど、
海に温泉に、
川も滝も、そして雨も。
水に魅せられて集まる人たちが多いことは密やかに語られている事実。
わたくしもまた、その屋久島の水に魅せられた一人なのであります。
雨が降って山から森を抜けて川が流れて、海に入り、また雨に戻る。
この循環の中で、島の暮らしの中で、
耳をすませると
必ずどこかで水の音が聞こえてくる。
雨の雫はここではとても身近な存在で、
これまでに何度も雫をモチーフとしたジュエリーを作ってきました。
今回声をかけてくれたのはその水仲間の一人。
ギャラリーに並ぶジュエリーを見てくれた時、
自然と、雫をかたどったジュエリーに手が伸びていたことがとても印象的だった。
さて、アトリエです。
準備したのは金色に輝く細い棒。
18金イエローゴールドです。
昨日届いたダイヤモンドとこちらのゴールド。
シンプルで大好きな組み合わせで作り進めるのは
小さな小さな雫型のネックレス。
このゴールドに火をかけて、柔らかくして、曲げてまた火をかけて、叩いて、曲げてを何度も何度も繰り返してゆきました。
少し雫に近づいたかな。
ここまでくるために使った道具は奥に並んでいるものと、その倍くらい。
約8mmほどのペンダントトップに、アトリエの道具総動員でありました。
先日、サラダのことを書いたら、
えっ、サラダにミカンですか?という声をいただいたので、
今日のお昼ご飯を写真と残してみた。
ポンカンをザクザクと切って乗せてあります。
正直わたしも、おかずの中に甘いものなんて!という派閥だったのだが。。
不思議なもんです。
この調子だと、ポテトサラダにリンゴとか、最終的には酢豚にパイナップルとかもいけてしまうのではと考えて、ドキドキ。
寒波が続くものの、ところどころに出会う春の気配。
とはいうものの、
まだまだ寒い日が続きますので、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
素敵な週末となりますように!
明日もまた、ジュエリーです。