屋久島サウスのアトリエです。結婚指輪の内側は丸くつけ心地柔らかに。見えないけれど、内側に響く部分の造形を頑張る。
60歳になっても、きっとその先もずっとつけているだろう、結婚指輪は他よりもずっと長い時間軸にあるジュエリーだと思う。快適なつけ心地だったり、メンテナンスのしやすさだったりを求めるのは建築にも似ているような気もする。暮らしといつも共にあるプロダクトだ。
さて、
お二人のこれからに寄り添うようにとリングにタッチを加えていく。ゴールドの塊だったリングが、繊細に、きらびやかに、息吹を帯びてくる時間が好きだ。
彼女が選んでくれたリング幅は3.0mm, その時々で主流のあったリング幅は、最近は多様的で自由になっているような。
スクエアシェイプ 、すっきりとした八角形のフォルムが現れた。シャープになりがちな平面を指先で柔らかにヤスリ上げたのも良かった。ホッと一息。
夕暮れ時、海まで歩いてずっと遠くを眺める。
すっかり夕暮れ時が心地よい季節になりました。皆さま、夏の始まりをいかがお過ごしですか?
なかなか、なかなかなこの頃ではありますが、大切な人とあたたかな時間を。
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