屋久島サウスのアトリエです。素敵な季節になりました。庭先に咲く百合の花を毎朝眺めてから作業机に向かうのがここ最近の日課。もう10年以上も経ったのか、暮らしの中に自然を感じながらジュエリーが作りたくて屋久島に移り住んだことを思い出す。
日々のなにげない、でも大切なこのフィーリングを分かち合いたくてジュエリーを作っている。そして、そこにお二人の時間が出会って生まれる結婚指輪はいつも新しい。
感じる、暮らす、分かち合う。そこから生まれるデザインは無限なのではと考えている。我々の心はいつも自由であるからだ。
さて、今日も作っている。彼女のリングは造形がひと段落をしたところだったので、雨上がりの庭先でそのアウトラインをチェックするところから。
ピンクゴールドに緑の出会いも美しい。シャープではあるけれど、どことなく柔らかい手触り感。シンプルなスクエアシェイプのリングだ。
あちらも雨が多くなってきているのかな?暑くなってきているのかな?お二人が暮らす海の向こうを思いながら。
彼のプラチナリングにバトンをタッチしよう。
最近はお二人とも同じリング幅でお作りすることが多くなってきているような。男女ではなくて、個性を大切にデザインを選ぶ傾向は素敵な流れであるように思う。
毎日のフィーリングを大切にしたいから。内側もスムーズに柔らかにするよ!
お二人の結婚指輪作りもそろそろ折り返し地点かなと思っていたら、散歩道にはツユクサがぽつりぽつり。
うん、明日もきっと良くなる。
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