日暮れどき、19:00頃のアジサイ。
雨が上がってお気に入りのアジサイ道に出かけると、
こんなにもポコポコになっていた!
花の一番高いところはわたくしの背丈ほどあるのですよ。
暗がりの中にブルーの水玉が浮かんでて、
まるで音符のようにも見えました。
6月の雨とアジサイは見逃せません。
叙情深まるこの季節はジュエリー作りにもぐっと入り込んでしまうことも多々ありまして、
ちょうど今日から新しいジュエリー作りが始まって、
作業机に向かって夢中になるあまり
目がキューっとなっていたけれど、
ここでアジサイを眺めているとファーっとやわらいだ。
アトリエです。
ダイヤモンドがずらりと並んだプラチナリングは
これから始めるリメイクジュエリーの土台となる指輪。
「祖母の使っていた指輪のダイヤを使って婚約指輪を作りたいのです!」
そう言って彼女がお祖母様の指輪を屋久島に送ってきてくれた。
届いた箱を開けてみると、それは素晴らしジュエリーが、
それもたくさん!並んでおりました。
リングを手に取ってみると、
その一つ一つが丁寧に使われていて、
お祖母様がジュエリー大好きだったのがグッと伝わってきた。
「祖母が使っていたリングの一部を受け継ぎたくて」と彼女。
ダイヤモンドも、プラチナも、
ジュエリーは、時には形を変えながら、何百年も存在し続けるのが素晴らしいと思う。
「この中からいくつかのダイヤモンドを今回の婚約指輪作りに必要なだけ使うことにいたしましょう。」とオレ。
お祖母様のダイヤモンドが、繋がりのしるしのようになればいいと思った。
婚約指輪作り、最初の第一歩。
ゴールドの小さな輪っかを造形しています。
大きさは約3.8mmほどで、
これがいくつも連なって一つの指輪となるデザインなのですが、
連なるデザインが、ご家族の繋がりを象徴する指輪にはぴったりだなと、
今になって気がついた。
確かに、繰り返し巡るデザインには、時間の印象がありますよね。
これから新しい時間を迎えるお二人の婚約指輪は
ゴールドでつくるエタニティリングです。
梅雨なので、やっぱりツユクサ。
新しい一週間が始まりますね。
雨降る日も多いかと思いますが、
マイペースで行きましょう。
今日もここにきてくれてありがとうございます。
今が夜の皆さまは、良い夢を。
今が朝の皆さまは、どうぞ素敵な一日を!