ひさびさに小さい!1日の終わりに出来上がった、ゴールドの石枠を指先に置いて眺めつつ。
屋久島サウスのアトリエです。ご家族から受け継いだダイヤモンドを使って新しい指輪を作っている。リメイクの作業は石のサイズや種類に制限があるところが面白いと思う。もちろん、自分のスタイルで創作をするのだけど、ある程度素材に導かれながらのデザイン作りからは、デパートで思うままに素材を買い揃えてつくるシーチューとは違った趣が生まれる。その日に採れた野菜でつくる即興の料理に近しいアプローチだろうか。三粒のダイヤモンドとゴールドの線を太さを変えて何本か。あとは彼女と一緒に作ったデザインのラフを傍に置いて、ただただ夢中になって作業机に向かっている。
昨日はゴールドの線を何本か太さを変えて作った。
朝になって海まで出かけて、波に乗ってから石枠作りを始めて、結局夜まで写真を撮れないでいたので、今日は海でのシーンを。
午前7:00過ぎ。少しずつだけど朝も早くなってきたようだ。まだほんのりと月も輝いている。
ふわりと現れては消えてを繰り返していた虹の印象。2月の屋久島を眺めながら、始めて屋久島で出会ってからもう10年以上にもなる彼女にお届けするリングを作っている。