お二人がお使いだったリングのシルバーを一部分として、ゴールドリングの土台が出来上がりました。
ぴたりと重なり合う佇まい。
シルバー部分がリング全体の約1/8とお揃いなのがわかりやすいかと思います。
さて、ここからいよいよ鉄鋼ヤスリを手に取って、アウトラインの造形を始めていこう。
表面をラウンドさせて、側面にシャープな平面を持たせつつスッキリと仕上げてゆく。
こうすると柔らかくありつつも、確かな質量を感じていただける。
内側にも若干の曲面を設けてつけ心地柔らかにしたい。
久しぶりにしっかりとした幅広スタイルのデザインだ。
屋久島サウスの春に癒されながら、伸びやかなタッチを重ねていきたい。
冷たい金属ではあるけれど、その中にある温度を感じられるような、
そんなお二人のリングを思い描きながら。
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制作編