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雨の屋久島、シダの葉としずく、幸せな結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

ほんと久しぶりだった大阪、京都の旅から帰ってくると、屋久島は雨でした。朝が少し冷たくなっていた。植物たちにしずくが宿っていた。

 

まずは庭先をぐるりと回って、花々を眺めるところから。

シダもハイビスカスも、山茶花、ツワブキ、サキシマフヨウ。いつものメンバーに会えて幸せで元気になった。

 

 

遠く離れていても屋久島の季節を分かち合いながら。

お二人の結婚指輪作りは、プラチナをシルバーでかたどったシダの葉っぱをくるりと巻いてゆくところまでを書きました。

お二人と分かち合う結婚指輪づくり。オーダーメイドの愛おしい日々。#屋久島でつくる結婚指輪

 

不思議なことなのだけれど、島に帰ってくるとお二人と繋がりが強くなったような気がして、

ふと海の向こうに思いを巡らせる。

お二人はどんな冬の始まりを過ごしているのかな。

 

アトリエには数日前の余韻がまだ残っていて、

とても自然な流れで机に向かって作業の続きを始める。

 

そうか、もう少しで12月なのか。

ぐっと背筋が伸びる。

いよいよ工程も後半だ。

彼のリングの上に彼女のリングを乗せて、ぴたり。

 

ほぼほぼ同じデザインではあるけれど、

サイズが大きくなる彼のリングはほんの少しだけリングを太くしてあるのはここだけのお話。

こうすると丈夫になるし、つけた時にお揃い感がアップするので嬉しい。

 

火を当てるシーンはこれを含めてあと2回。

いよいよここまでやってきた。

 

シダの指輪のサンプルをお送りしてお二人のデザインづくりを始めたのは

ほんの少し前のはずだけれど、ずいぶんと遠い日のようにも感じられる。

喜びがキュッとつまった濃密な日々なのかもしれない。

 

そして、この作業もまたすぐに懐かしい時間になるのかな、

そう考えると、今この瞬間がとても貴重なものに思えてきた。

 

 

朝のしずくのように儚く、力強く。

 

時々窓の向こうを眺めてふんわりと。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

永観堂へ、圓光寺へ。紅葉の京都で夢の中にいる。

河原町から永観堂へ、圓光寺へ。

秋の紅葉を眺めてきました。

細やかな葉が織りなすグラデーションに世界が彩られていていました。

こんなにも美しい季節に訪ねることができるなんて!

京都は夢の中のようでした。

全てが意識された構図の素晴らしさも。

建築物や庭を含めたデザインもとても深く響いてきました。

 

お二人と一緒に歩む、 オーダーメイドのジュエリーづくり。屋久島からお送りするサンプルリング。



屋久島サウスのアトリエです。

 

屋久島から岐阜のお二人に

出来上がったサンプルリングをお送りする朝。

 

彼と彼女、わたしが一緒に作り上げたイメージが

初めてカタチになった瞬間に

喜びで胸がいっぱいになりながら。

 

 

オーダーメイドの結婚指輪作りでは

スケジュールだったり、お会いできるかどうかも、

その時々に合わせて、といった感じなのですが。

 

お二人のデザインが出来上がって、

本番の制作を迎える前に。

 

できればそのタイミングで、

一度サンプルリングをお作りすることにしています。

 

出来上がったデザインをシルバーでカタチにして

サイズやつけ心地をお試しいただいて

最後のデザインにOKを頂いてから

いよいよ本番の制作が始まることに!

 

といった流れだと出来上がりがイメージできて嬉しい。

 

お二人は気に入っていただけるだろうか。

いつもながらにワクワクする作業もあります。

 

さて、

お二人との指輪作りで生まれたリングのデザインは。

2.2mm幅のお揃いデザイン。

リングのアウトライン全体が柔らかにカーブした、

つけ心地優しいリングです。

 

流線形のデザインは

これまで作ってきたスタイルのものを気に入ってくれていたのだけれど、

 

今回はお二人だけの特別が作りたくて!

表面にお二人のオリジナルの模様を施して仕上げました。

 

このデザインが生まれたのがあまりにも自然だったので、

まるでお二人のために予定されていたようにも思えた不思議。

 

お二人と一緒に歩む、

オーダーメイドのジュエリーづくりはいつも新しい発見に満ちています。

 

 

さあ、海の向こうにお届けしよう。

一日つけていただいたご感想が今からとても楽しみ。

 

一歩ずつ、そして確実に、

お二人の結婚指輪がカタチになりつつあります。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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3年ぶりの大阪へ! 

 

3年ぶりの大阪へ!

 

 

色々と相談したいことがあって、羽田さんと緊急ミーティング。

ほんと久しぶりだったけど、昨日まで屋久島で一緒にいたような感覚でした。

いつものように未来のことを語り合ったり、食事もいつものようにサーブしてもらって!楽しい夜をありがとうございました!

 

 

京都編に続きます!

 

お二人と分かち合う結婚指輪づくり。オーダーメイドの愛おしい日々。#屋久島でつくる結婚指輪

朝の気持ちよさに、素敵な一日が始まる予感がした。

潮風も鳥の鳴き声も今日を祝福しているようだった。

 

今日はいい夫婦の日。

これから新しい時間を迎えるお二人とご一緒できて、結婚指輪をお作りすることができて幸せです。

お二人の物語と屋久島と。 宝探しのような結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

 

たしかに、結婚指輪づくりはシンプルな造形作業ではあるけれど、

それにまつわる色々がとても愛おしかったりもする。

お二人と分かち合うオーダーメイドの日々はいつも有機的な喜びに彩られている。

 

海を越えてなかなかなれない作業にお付き合いをいただいてありがとう。

 

今この瞬間から生まれるジュエリーがあると思う。

 

ご入籍おめでとうございます。

朝に花を開いたばかりのハイビスカスをお二人に。

 

 

そして

少しずつ、少しずつ、

今日も島リズムで。

プラチナとシルバーを組み合わせてかたどったシダの葉を

作業が始まる前に空にかざして眺めておく。

 

さあ、くるりくるりとしていくよ。

 

植物と遊ぶ記憶。大地のリズム。儚さと永遠と。

 

シダの葉は2本が対になるように、同じタッチを順番交代で繰り返していった。

同じアクションを、同じ力を加えて、ぴたりと同じになるように。

それでも少しずつ揺らぎが生まれて、微妙に違って仕上がるところが手作業ならではの味わい深さだと思う。

案外、その凸凹がお互いを引き寄せてくれるのが面白い。

 

違っているからこそひとつになれるのかもしれないなあと、

しみじみ思うのも今日がいい夫婦の日だからかも。

 

お揃いって深い!とっても素敵じゃないか。

わたしも思い切り進めていこう。

 

しなやかで繊細だけれど、とても力強い。

植物たちに近づくことができるように。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

 

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