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[新作のご案内]きらめく喜び、ナノハナの指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

ナノハナの指輪 2 18k yellow gold, diamond

きらめく喜び。ナノハナの指輪。

妻の誕生日に合わせて、新しい気持ちで作りました。

 

菜の花は、やさしい光が集まっているような、ふわりとした佇まいが好き。

 

まだ少し寒さの残る頃。海沿いに広がる菜の花畑。

輝きながらゆらめく黄色をイメージして、イエローゴールドと、ダイヤモンドを組み合わせています。

今回は光沢仕上げにしてみたのですが、光そのものをまとうようで、とても素敵に出来上がったと思います。

 

ふと、道端に咲く花に出会うと、なんだかいいことがありそうな気がするのですよね。

かろやかで、繊細なリングには、静かな喜びがたくさん詰まっています。

 

少しだけ細くしたリングは、くるりと巻いてアンティーク調に。

高さをできるだけ抑えてデザインしていますので、日々の暮らしにも、自然と馴染みやすいです。

 

緑の中で手に取ったリングは、なんとも優雅で。

こうして眺めているだけでも、ゆったりとした時間を感じられて、

なんだか、とても癒されました。

 

おめでとう。

いつもありがとう。

 

雨のしずくが、水面にそっと波紋を広げるように。

ここで生まれた小さな喜びが、どこまでも広がっていきますように。

 

 

ナノハナの指輪は、サイズをお好みに合わせ、お好きな素材でアレンジし、オーダーメイドでお届けいたします。

 

サイズゲージの貸し出しも行っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

2.3mm wave ring in 18k champagne gold #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k champagne gold
size: 2.3mm

Delivery time is within 3 months.
Made by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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tel: 0997-47-3547

海と、お二人の物語。屋久島からお届けする、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

海と、お二人の物語。屋久島からお届けする、シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

おふたりの結婚指輪が完成し、大好きな海に出かけました。

浜辺にきらめくシャンパンゴールド。

寄り添い合う、ふたつのリズム。

 

 

春の屋久島。おふたりとアトリエでお会いした日。

遠く海を越えてお越しいただき、本当にありがとうございました!

海とシャンパンゴールド 大切な想いで繋がる結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪 

 

そして季節は、梅雨から夏へ。
指輪作りの間には、雨上がりに眺めたツユクサの青が美しく、白いハイビスカスも咲きました。

ふたつのかたち。夏へとつづく朝 #屋久島でつくる結婚指輪

 

何気ない会話が、デザインのきっかけになったりもします。

かたちのない、大切な想いに導かれるようにして、指輪作りが進んでいく。

想像よりもずっと素敵な未来に出会えるところが、オーダーメイドの魅力なのかもしれません。

 

「初めて出会ったのは、海でした。」

おふたりが、そう話してくれました。

 

わたしも大好きな、海にまつわる結婚指輪です。

素敵な物語のひとつひとつを紡ぐようにして、小さなリングを大切に育んできました。

 

お揃いにしたのはシャンパンゴールドと、リング全体を包む波のリズム。

リング幅も、同じ2.3mmでお仕立ていたしました。

 

よく見ると、細かい部分に、それぞれの個性が表れているのがわかりますでしょうか?

 

彼のリングは、丸く、やわらかに。

マット仕上げのシャンパンゴールドが、どこまでも、穏やかで心地よい。

 

彼女のリングには、緩やかにカーブするラインを施し、リズミカルに。

光沢仕上げを施したシャンパンゴールドが、島の情景を鏡のように映し出しています。

 

お互いの“好き”を集めるように、自由にデザインを進めてきましたが、

こうして完成したリングを隣り合わせに眺めていると、

まるでずっと前から、ここに生まれることが決まっていたかのようにも思えるのだから、不思議です。

 

少しずつ違っていて、けれども、ふたつでひとつになっている。

出会うことって、本当に素敵です。

 

重ね合わせてみると、ふたつのリングは響き合い、島の色彩に溶けていくように感じられました。

 

ハイビスカスを透かして届く、夏のひかり。

きらりと輝く、シャンパンゴールドの煌めき。

遠くから、かすかに聞こえてくる潮騒。

 

そのひとつひとつが、祝福のように感じられて、胸がいっぱいになりました。

 

アトリエの庭先に咲いたハイビスカスをお二人に。

ここでお会いしてから今日まで、南国の季節が、ずっと寄り添っていてくれたように思います。

屋久島に、ありがとう。

 

お二人の大切なひとときにご一緒できた、幸せな指輪作りでした。

 

ご結婚おめでとうございます。

新しく始まる日々が、あふれるひかりに包まれますように。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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日々の喜び、色彩に包まれる結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島も、ついに梅雨が明けたらしい。

季節のリズムに足並みを揃えるように、お二人の結婚指輪作りも、次のステップへと歩みを進めていくところだ。

 

海と空。

イエローダイヤモンドとグリーンダイヤモンド。

夏、プラチナ、ゴールド。

 

眩しかった日々の印象とともに。

 

 

指輪作りが佳境に向かうにつれ、おふたりの新しい始まりも近づいてくる。

いくつもの小さな始まりを繰り返しながら、ここまで歩んできた。

雨上がりの朝に。プラチナとシャンパンゴールドのグラデーションを眺めました。#屋久島でつくる結婚指輪

 

コンビネーションリングの素材については、サンプルをテストしながら、その色合いをじっくりと相談し合ってきた。

そして、もう一つ。

リング内側にセットするダイヤモンドの色合いも、大切にしてきたところ。

日々に静かな喜びをもたらしてくれるのは、豊かな色彩なのかもしれない。

彼のグリーンダイヤモンドと、彼女のイエローダイヤモンド。

お二人のリングは、同じリング幅でお作りしているので、ダイヤモンドも同じ大きさで揃えた。

 

グリーンには、新緑のような若々しさがあり、イエローには、朝の木漏れ日のような朗らかさがある。

どちらも透明度が高く、力強さの感じられるものを手に入れることができた。

 

大きさは1.5mm 。

とても小さなものだけれど、目の前にすると、その輝きに魅せられてしまう。

静かに、心が躍る。

 

この奇跡のような石に魅せられて、ジュエリー作りを始めたのは、もう随分と昔のことになってしまった。

けれども、その夢心地が今も変わらず続いているのも、天然石の不思議な力なのだろう。

 

このふたつのダイヤモンドが、おふたりにとっても、親しみ深いものになるだろうか。

そのような未来を思い描く時間も、また楽しい。

 

さて、彼女のリングに続き、彼のリングの造形作業を無事に終えることができた。

彼のリングは、プラチナとホワイトゴールドの組み合わせだ。

 

シャンパンゴールドとホワイトゴールドはどちらも純金がベースとなっているので、色合いの微妙な違いがありながらも、そこに確かなつながりを感じられる。

どちらも優しいトーンなので、はっきりとしたコントラストというよりは、プラチナと柔らかく響き合うような印象だ。

お揃いのラウンドシェイプに仕上げたのも、なんだか双子のように見えて、微笑ましく思えた。

 

どんなお二人なのだろう。

アトリエでお会いする日が、いっそう楽しみになってきた。

 

リングには、これから刻印を施し、ダイヤモンドをセットして、いよいよ完成となるわけだけど、

それはもう少し先のお楽しみに。

 

おふたりがアトリエまで会いに来てくれて、リングをお渡しする日のことは、また別のお話で。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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雨上がりの朝に。プラチナとシャンパンゴールドのグラデーションを眺めました。#屋久島でつくる結婚指輪

夏の訪れとともに、雨のリズムも少しずつ変わってきたように思います。

朝のうちにザーッと激しく降ったかと思えば、やがて強い陽射しが差し込んでくる。

南国ならではの明るい雨に、ハイビスカスやチョウチョたちも、どこか嬉しそうです。

 

そんな響きが伝わってくるからでしょうか。

キラキラと輝く朝には、癒されるものですね

 

わたしもつい嬉しくなって、昨日のうちに削り出し作業をひと段落したリングを、アトリエの庭先で眺めていました。

 

プラチナからシャンパンゴールドへのグラデーション。

こちらは、彼女のリングです。

 

表面を大きく削り出し、丸く優しいフォルムに仕上がってきました。

手の中で角度を変えながら、光の巡りをチェックしていきます。

 

風にゆらめく光と影の中で、リングはシャンパンゴールドに見え、同時にプラチナにも見えます。

そのディテールをじっくりと眺めることができたおかげで、次のタッチのイメージも膨らんできました。

 

アトリエに戻り、さっそく微調整を重ねていきます。

 

削り出しの作業で生まれた金属片も、こんなにたくさん。

プラチナとシャンパンゴールドが混ざり合い、キラキラと輝いていて、ついうっとりと眺めてしまいます。

 

さて、これからは彼のリング作りへとバトンをタッチして、

お二人の指輪作りも、いよいよ終盤へと進んで参ります。

 

今日も、暑い一日になりそうです!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

それぞれの色、ひとつのかたち。響き合う、コンビネーションの結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪