しずくギャラリーのすぐ裏手にある金柑。気がつけばもうこんなにも色づいていた。
島の市場ではポンカンの姿も見かけるようになり、こうなるとさすがに冬がやってきたのだと心を引き締めている。
冬がやってきて、島が静かになって、キュッと酸っぱい柑橘系が美味しく感じるようになる頃。
しずくギャラリーは本日で今シーズン最後のオープンとなりました。
新作である海と空を描いた作品を裕子さんが壁にかけています。
いつもは制作に専念している裕子さんも今日ばかりはギャラリーに顔を出したかったようで、
来てくれる皆さまと直接絵画を挟んでお話をしたかったという。
奥の壁と左側の壁に原画を展示して、右の壁一面にはポストカードをずらり。
変わらぬスタイルで、気がつけば5回のシーズンを終えることができました。
ここがまだ古びた倉庫で、裕子さんと二人ペンキやノコギリ片手にリノベートしていた日々がとても懐かしく、
広がっていたモノを片付けて掃除しただけで、近所の皆さんに褒められたり。
近所の小学生と一緒になって壁に絵を描いて遊んだりしたり。
そんなことを少し思い出していた。
今年もここでギャラリーをオープンできて最高の気持ちです!
平内集落の皆さまいつもありがとうございます。
今年もしずくギャラリーに来てくれた皆さま、ホントにありがとう!
春まで少しの間ギャラリーをお休みいただいて、お互い制作に集中する時間を過ごす予定です。
その間、ジュエリーのご相談がありましたら、ご予定を伺ってギャラリーをオープンさせていただきますので、お気軽に声をかけてください!
ミカンのピアス 18k yellow gold,sv950,diamond
この季節になると、気になるのはやっぱりミカンのピアス。
大阪の街中から屋久島にやって来て、収穫されたばかりのタンカンを見て、まだ葉っぱがついたままの可愛さに感動したのを今でもよく覚えています。
この感動をどうにかできないのか!と少し焦ったりしてw
ミカンの果実と葉っぱ、雨のしずく。
ゴールドとシルバーとダイヤモンドを使って、
エッセンスだけを掬い取るように、シンプルなピアスを作りました。
大きさは約1cmほど。ちょうど耳たぶからほんの少しはみ出すくらいで繊細なのですよ。
形やバランスを全て異なるように仕上げてみたら、ここにだけしかないオリジナルのジュエリーとなりました。
キュッと酸っぱい気持ち。
ミカンの黄色を眺めているだけで元気になれる気がします。
屋久島の冬から生まれたミカンのピアス。お気に入りのジュエリーです。