夏にギャラリーに来てくれたお二人の指輪が出来上がった。
暑かったあの日のことが、お二人のことが、いまとても懐かしい!
気がつけばもうツワブキの花も咲き始めたし、
季節は秋になりました。
屋久島で最高の時間をすごす→しずくギャラリーでインスピレーションを分かち合う→そこからジュエリーが生まれる
お二人と一緒に過ごしたかけがえのない時間でした。
一度だけの指輪作りです。
pt900, 18k yellow gold fern ring
彼女のリングはゴールドで
彼のリングはプラチナとゴールドのコンビネーションで作りました。
ゴールドベースとプラチナベース、色が異なるスタイルでも
同じ素材を共有するだけで、お揃い感がぐっと増して嬉しくなります。
朝の光の下で。
メンズリングの内側に彫り込んだシダ模様が彼女リングのシダ模様とつながってるように見えた。
しずくギャラリーでお会いした時、
「ずっとシダの指輪と決めてました!」と彼女が伝えてくれた。
「僕は月がテーマなので、満月を感じられるようなデザインが良いです!」と彼。
異なるテーマをスタート地点とした指輪作りでしたが、
全く心配することはなかった!
リングのアウトラインを揃えて、素材と彫り模様に共通点をもたせて、、、、
お二人の呼吸が絶妙で、流れるようにデザインが決まったのが印象的でした。
木漏れ日の下で祝福のキラキラ
pt900, 18k yellow gold fern ring from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
これまで何度も作ってるシダの指輪。
屋久島の自然を、自由を感じることができる、大好きなジュエリーです。
だけどそこにいつも、変わらないこと、進化することがあります。
息ぴったりお二人のリズムから
ここに新しい結婚指輪が生まれました。
指輪が出来上がってふと窓の向こうを見ると、
庭に咲いていたツワブキの花。
今年最初の開花をお二人に。
ご結婚おめでとうございます!
楽しい指輪作りをありがとうございました!
制作編