今日の屋久島は雨でした。
久しぶりに雨が降ると嬉しくて
ついつい散歩に出かけてしまうのはいつものこと。
庭に出てみると植物たちは元気いっぱい!雫も輝いていた。
まるで祝福を浴びているような
キラキラした時間だった。
ちょうど今日はシダの指輪が出来上がる日だったので、
この雨降りはそのムードも引き立ててくれたのです。
fern ring pt900, 18k champagne gold
シダの指輪は色々な素材の種類がありますが、
今回は初めての組み合わせを選びました。
自然に近しい雰囲気となるような素材の組み合わせを。
シダの葉っぱ部分はプラチナで、
茎をイメージしたリング部分はシャンパンゴールドです。
シダの葉っぱをモチーフにしたデザインに、
シャンパンゴールドの落ち着いた色調がうまくマッチしてよかった!
葉っぱを摘んで
指に巻きつけるようなフィーリングを楽しみたく、
シダの葉っぱとほぼ等身大で仕上げました。
幅広デザインではありますが、繊細で軽やかなスタイルなので、
重ね付けにもぴったりなのです。
今回はエンゲージリングにと選んでいただいたシダの指輪ではありますが、
登場回数多くなりそうですね♪
大切な記念日にも、
ほんのちょっとした外出の時も、
いつもの1日でも、
たくさん使っていただける婚約指輪を作りたかった。
お二人がシダの葉をモチーフを選んだのは
出会った場所、ニュージランドにまつわる植物だったから。
大切な時間や、特別な場所。
お二人の記憶を印とするデザイン作りにはこだわりました。
そして、
お二人の結婚指輪と婚約指輪は、
どちらも出会いの象徴となるシダを刻み込むデザインなのですよ。
ニュージーランドのシダは日本の桜みたいなものなのかなあ。
夕暮れ時、窓の向こう側の緑とともに。
屋久島の緑に溶け込みそうだったシダの指輪。
雨があって、緑があって、
自然の中にいると、とても静かな気持ちになるものですね。
シダの指輪をつけていると、
ふとした瞬間に、
手の中に自然を感じることがあるかもしれない。
そうイメージすると、
この小さな指輪には大きな広がりがあるのだと思えてきたりした。
素敵な物語をありがとうございます。
もう少し、楽しいジュエリー作りは続きます!