今日の屋久島は暑かった!
もう少しで9月になるのに、
お昼ご飯は、ざるそばに戻り、
コーヒーはアイスコーヒーになり、
見上げる太陽は眩しく、
お盆前に逆戻りしたような熱気でありました。
屋久島が真夏から秋へと向かう季節なので、
オーストラリアは真冬から春に向かう途中なのか。。
散歩途中、シダの葉っぱを太陽にかざして眺めていると、
ふとお二人が暮らすオーストラリアことが頭に浮かんだ。
オーストラリアではこれからシダの新芽の季節が始まる。
そしてお二人が出会ったニュージーランドでもそうだろうと、
始まったばかりのシダの指輪作りに思いを馳せた。
プラチナの薄い板をくりぬいてかたどったシダの葉っぱ。
夏の空にかざしてアウトラインをチェックしています。
シダの葉ぱを眺めていると、
時々それが雲のように見えることってありませんか?
くるくる、モコモコ、軽やかに空を舞って、
そんな風に見ていると、
シダの葉っぱも自由のシンボルのように思えてくるのです。
なので、わたしにとってはシダの葉っぱといえば、自由。
思い出深い出来事や、忘れたくない事柄をいつも大切にするために
その場所や風景の一部を印として近くに置いておくことがあります。
「出会ったニュージーランドを象徴する植物がシダの葉っぱなので、
それをかたどった指輪を婚約指輪としたいのです。」
お二人が伝えてくれたのは出会いにまつわる素敵なイメージ。
印をかたちに変えるとすれば、
それはジュエリーが最高だろうと思う。
プラチナと組み合わせるリング部分にはシャンパンゴールドを使いました。
葉っぱのプラチナと茎部分のシャンパンゴールドは
大きな火を当てながら、その隙間に別の金属を溶かし流すようにして接続してゆくのですよ!
うまく組み合わさって一安心。
明日からはいよいよ指輪の造形作業です。
くるり、指に纏うようなイメージで!
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