ベランダを緑でいっぱいにするほど
植物が大好きなお二人に
いま、シダ模様を彫り込んだ結婚指輪を作ってます。
シダの葉っぱを摘んで指に巻くように。
遊びの記憶が気がつけば現実のものとなっていた指輪作り。
今日はメンズのリングが出来上がりました。
sv950, fern ring
幅4.0mmのシルバーリングをキャンバスとし、
そこに2本のシダをレイアウトすると、
本当にシダの葉っぱが指を包み込むように感じられた。
リング幅が4.0mmというのはしっかりとしたボリュームで、
つけていても、とても心強い!
左手の薬指に結婚指輪をつけるのは理由があって、
それは左手の薬指が指の中で一番弱い部分であるからだという。
そこを二人で守って、人生を歩んでいこう!
というストーリーがあると聞いて妙に納得。
そういった意味では、このようなボリュームのあるリングをつけていると、
確かな存在を感じることができて、実に落ち着くのものなのです。
実際、4.0mmから5.0mmのシルバーリングはわたしも使っているお気に入りであります。
そして、
出来上がったリングをくるりと回してみた。
fern ring, work in progress from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
指輪に模様を施す際、ちょっと悩むことってあると思うんです。
模様は素敵だけれど、
シンプルさも捨てがたいなあ。。
確かに、
結婚指輪は長くつけるものなので、
シンプルさも大切なエッセンスです。
今日は模様を前にして、
あれ、今日は模様なしだけれど、これもシンプルでいいぞ!
などと、その両方を楽しむことができれば最高ですよね。
装飾的、だけどシンプルで。
調和のとれた指輪を前にすると、静かで穏やかな気持ちになります。
バランスの持つ力だと思います。
さらに、紙やすりを片手にレディースリングの仕上げ作業を始めました!
手の中で柔らかく包むように
造形を進めてゆこう。
ゆっくりと、休まずに歩み続ける植物のリズムで。
今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました。
今が夜の皆さま、今日もおつかれさまでした。
朝に見てくれている皆さま、どうぞ素敵な一日を!