いよいよペンダントトップが出来上がって、チェーンを通すところ。
最後の仕上げというか、始まりの瞬間というか、
いつまでたっても嬉しいものです。
drop drop necklace 18k yellow gold, diamond
しずくの中にダイヤモンドのしずく。
しずくのしずくネックレスが出来上がりました。
約5mmと大きめのダイヤモンドは
彼女がお母様から譲り受けた指輪にセットされていたもので、
「そのダイヤを受け継いで、新しくジュエリーをリメイクして作りましょう!」
というのが今回彼女と共有したビジョンでした。
わたしのtwitterをいつも見ていてくれた彼女が一番お気に入りだったのが、
しずくのデザインだったのです。
ネックレスを作っている間は夏の激しい雨が降り続きました。
それはまるで予定されていたような時間でありました。
夏のしずく、ですね!
雨のしずくもそう。キラキラで。
そして、ダイヤモンドの輝きにはホント、ため息ものでした。
その美しさを際立たせるためにシンプルなデザインとして良かった!
ユラユラすると、キラキラなのです。
drop drop necklace from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
ジュエリーには不思議なところがあって、
造形の向こう側というか、
そこにカタチ以上の何かを感じることがある。
それを言葉にすると、
時間とか、印象とか、思いとかになるのかもしれない。。
心に響く部分にどうしようもなく惹きつけられて、
これまでジュエリーを作り続けてきた。
ダイヤの指輪があって、
それをネックレスにリメイクした。
実のところそれはただカタチが変わっただけで、
そのカタチの向こう側にあるものはそのまま受け継がれてゆくのかも。
机に向かっていると、そのような感覚に包まれることが時々あった。
そして、そのフィーリングがとても心地よかったのを覚えている。
まるでバトンタッチするように。
あたらに時間が積み重なってゆくイメージ。
緑の中でネックレスを眺めていたら、
また雨が降ってきた。
雨のしずく、しずくのしずくネックレス。
屋久島の時間の中で作りました。
3つの指輪から出来上がる4つのネックレス。
これで2本目が完成。
次の3本目、4本目もこれが素敵なストーリーなのです。
楽しい時間をありがとう!
今日も屋久島にありがとう!
[3つの指輪から出来上がる4つのネックレス]