
ピンクゴールドで紡ぐ大切な想い。
屋久島からおふたりへお届けする結婚指輪が、出来上がりました。
海の透き通る青、潮騒のリズム。
あたたかな喜びに満ちた、冬の昼下がりでした。
おふたりにお会いしたのは、島にまだ暑さがの余韻が残っていた頃のことでした。
ハイビスカスに囲まれたアトリエでの相談会。
やがて島には南国特有の短い秋が訪れ、アトリエの近くにコスモスの花が咲きました。
少しずつ冷たさを帯びてゆく空気の中、庭先に咲いた山茶花やツワブキの花を眺めながら作業机に向かっていた日々を、懐かしく思いながら。
毎日身につけていただく結婚指輪なので、デザイン選びでは、つけ心地や素材に触れたときのフィーリングをいちばん大切にしています。
その感覚をたどっていくと、おふたりそれぞれに違うデザインがすっと馴染む、ということも少なくありません。
そんなときは、素材や表面仕上げなど、どこかに響き合うようなポイントを持たせてお仕立てするのですが、
そのようなつながりが、お揃いの雰囲気をより深めてくれて、
これしかないと思えるものに出会う瞬間があります。
まるでそのデザインが、ずっと前からこの日のために用意されていたかのように。
おふたりの結婚指輪もまた、そのような必然の中で生まれてきたように思うのです。

波打ち際に佇んで、ゆっくりとリングを眺めてみる。
あたたかな潮風が、リングを優しく包み込んでいます。
冬の静かな光と響き合うピンクゴールドの煌めきが、目にも心にも心地よい。
光沢仕上げの部分が、陽光を強く反射させています。
マット仕上げの部分は、島の情景と静かに溶け合うように見えました。
彼のスクエアシェイプと、彼女の波打つライン。
ふたつのリングは、それぞれの個性であり、
同時に、ここに生まれた、たったひとつの時間でありました。

「月と星が大切なテーマなのです」と、おふたりはデザイン作りの時間に話してくれました。
彼女には、ずっと昔に屋久島で過ごした、大切な思い出があるのだそうです。
わたし自身も大好きで、いつまでも眺めていたくなる屋久島の空が、
わたしたちを結び合わせてくれたのだな、と感じずにはいられません。
素敵な出会いに、ありがとう。
ここで生まれたリングが、おふたりの暮らしに永く寄り添ってくれますように。

リングの内側には、
月の彫刻模様と、その傍で煌めく星をイメージして、一粒のブルーダイヤモンドをセットいたしました。
手の中で輝くリングを眺めていると、
島の祝福がきらきらと降り注いでいるようで、とても安らかな気持ちになりました。
おめでとうございます。
楽しい指輪作りのひとときを、ありがという。
一月とは思えないほどのあたたかな、いつものビーチにて。
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