屋久島から海を越えて、南の島にお届けするリングを持って、いつものビーチへ。
確かに島に暮らすようになってからは、月や星そして海のリズムがとても近しく感じられるような気がする。
プロポーズのタイミングに合わせてお作りしました、“月と星の指輪”
同じ南の島暮らしをしている彼とは、窓の向こうだったり、ドライブ中のだったり、なんとなくいつも似た景色を眺めているような気がして!近しい気持ちで作業机に向かっていたのをよく覚えている。
デザイン作りの時に伝えてくれたお二人の物語を思うと、いつもあたたかな気持ちが込み上げてくる。
お二人がいて、屋久島があって、偶然のようで必然のようなつながりを考えると、出来上がったこの小さな指輪が奇跡のように感じずにはいられない。
そんなお二人の物語と屋久島の時間から生まれた婚約指輪のことを、少しずつ語っていきたいと思う。
ダイヤモンドがワンポイントでどっしりした正統派、彼が伝えてくれた最初のイメージだ。
この後にお作りする結婚指輪との相性が良くなるように素材を選んだり、サイズを密やかに確かめたり、冬の入り口にやりとりしていたデザイン作りの色々がもう懐かしくて!
でも指輪が届いてからがいよいよなのだなと、お二人の未来を思うと、いっそう感慨深い。
実はひと粒だったダイヤモンドを彼のリクエストでふた粒に変えたのがよかった。小さいけれど、しっかりと月の隣で輝いている星が二つ。大切な想いから生まれたデザインがここにある。
太陽の光だったり、部屋の明かりだったり、眺めるシーンによってプラチナとダイヤモンドの表情が新しくなるのも天然素材の素敵なところだと思う。
これからさらに色鮮やかになるだろう、お二人の時間とともにこの指輪を楽しんでいただけると嬉しい。
どこかから屋久島に打ち寄せたガラスの破片を透かして、海のずっと向こうを眺めつつ。
素敵な繋がりにありがとう。
楽しかったジュエリー作りにありがとう。
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