2.3mm, 2.0mm fern ring / pt900
シダ模様を見て連想することは、屋久島の森。
それがプラチナの銀白色のリングでも、なんとなくその奥に屋久島の緑を感じてしまう。
シダの葉っぱを指に巻いてみたり、
これがしおれることなく、ずっとこのままならいいのになあ、、
遊びの中で出会ったひらめき。
これがシダをジュエリーのモチーフとしたきっかけでありました。
それからいくつものシダジュエリーを作ってきたけれど、
今でも初めて作った時と同じフィーリングが心に響いている。
屋久島のかけらを纏うように。
そんなジュエリーを作ることができたらどんなに素敵なんだろう!
メンズレディース共に、細身のラウンドシルエット。
プラチナベースに彫模様。
意外と初めて作るデザインなので、
このシンプルなスタイルがとても新鮮に感じます。
シダ模様をリング全体の1/3ほどとして、プレーンな部分を残したところが
わたしもほんと好みなところで。
模様を前面に持ってきたり、
ほんの少しだけ葉っぱが見えるような角度にしたり、
思わず手の中でシュミレーションをしてしまった。
「さらりと、さりげない雰囲気が良いですね。」
デザイン選びの際に妙に気があったのは
お二人も同じ屋久島で暮らす仲間だからだろうか。
お二人としずくギャラリーでお話をしていた通りに仕上がってよかった!
小さな傷がついて、それをまた磨いて、
結婚指輪は長く使ううちに
その味わいが深まりゆくのが楽しいところ。
手作業をお仕事とされているお二人には
繊細で、しかも丈夫で、
手の一部となるような、
お二人の暮らしの一部となるような指輪を作りたかった。
島の仲間にお作りする指輪は
ふとしたタイミングで出会って、
お二人と、そして指輪と再開できるところが嬉しいところであります。
郵便局とか、温泉とかで見かけたときはぜひ声をかけてくださいね♪
そのときはファミリーが増えていたりして!!
ご結婚おめでとうございます!
楽しい制作をありがとうございました。
指輪が出来上がって、
海へ。
寒波が通り抜け、
また少し空の雰囲気が変わったようだ。
寒い寒いと言いながらも、
熱々のクリームシチューやおでんをもう少し楽しみたい気持ちがあるこの頃。
つい先日、薪ストーブの横で食べたチョコレートパフェも美味しかったなあ。。
あと少し、この寒さを。
明日もまた、ジュエリーです。