2.3mm round in silver, 1.3mm-2.0mm wave in platinum
屋久島から距離を超え、北海道へお届けする結婚指輪。
シルバーは軽やかに。プラチナの洗練と。
同じ白色系の金属を使って作りました。
スクエアシェイプ とラウンドシェイプ 、
それぞれの個性もあり、つながりも感じられて、
スッキリ細身のデザインにしたのが大正解!
結婚指輪を作るのに、少しデザイン違ってもオーケーでしょうか?
デザイン作りの時には、そんなご相談もいただいましたが、
みなさん少しずつ違ったデザインをお選びいただくことが多いことは意外と知られていないかも。
実は、このお互いの個性がとってもいいスパイスになるのです。
こちらは去年、11月の屋久島サウス
指輪作りを始めたのはまだ寒くなる前、秋の終わりのことでした。
そして冬の間続けたデザイン作り。
島に春一番が吹きました!とフェイスブックでメッセージを送ると
こちらはまだ吹雪です!
みたいな、日本の中でも距離を感じる会話があって楽しかったなあ。
iphoneでフェイスブックのメッセンジャーを開いて当時の会話を辿ってみると、スクロールがむっちゃ長くって!
サンプルリングを送ったり、磨き仕上げのことで悩んだり、
ともに分かち合った指輪作りの時間も大切な思い出となりました。
北海道と屋久島
大きさは違うけれど同じ島で、
日本の北の端と南の端
自然いっぱいで、
季節折々の植物に囲まれている風土を皆んなが愛しているところが似ているなあと、いつも思う。
遠くに暮らすお二人に少しでも近づくことができるかな。そう思って。
出来上がった指輪は海に持って行こうと決めていたのです。
春の海。屋久島サウス。
ビーチを歩き、お二人のリングを手に取る。
空と海、山々のブルー、グリーンがリングに写る。
きらきらひかる3月の光が海面に、リングに反射して眩しかった。
プラチナとシルバーも溶け合って、一つのように感じたお二人のリング。
細身ながらも上部にお使いいだだけるように、
素材選びや細部の採寸にはこだわりました。
昔ながらの手作業で、じっくりと作り上げた結婚指輪です。
シンプルなデザインなので、
小さな傷がついても味わいが深くなるだろう。
そして時々磨き直して、
またリフレッシュして、
なんだか人生のようでもありますね。
この小さなリングがこれから紡がれるお二人の大きな時間に寄り添うのだと思うと、グッと背筋が伸びる思いです。
大切な指輪をお任せいただいてありがとう。
そうそう、
海からの帰り道、レンゲ畑ができているのに出会ったのですよ。
咲き始めた春の花をお二人に。
ご結婚おめでとうございます。
楽しい指輪作りをありがとうございました!
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