雨と花。
屋久島に暮らすようになって大好きになりました。
雨が降れば雨のジュエリーを作って、
季節の花をモチーフにして、
お寿司屋さんでいうと、旬をいただく、みたいな感じと似てますね。
屋久島の季節を纏う。
そんなジュエリー作りです。
今日は雨。
ざあざあ雨音聞きながら
ジュエリー作ってました。
今が満開の月見草。アトリエの庭にて。
こちらはしずくギャラリーのコデマリ。かなり好きな感じです。
今年もありがとう!
さて、アトリエでもお花です。
ひまわりのネックレス 18k yellow gold, silver, citrin
「一目惚れでした!」
とインスタグラムからメッセージをいただいて
海の向こうにお届けするネックレス。
屋久島では、ひまわりは夏にも咲きますし、なんと12月にも咲くんです。
こちらは夏のひまわり
そして、こちらは12月の咲いたひまわり
コスモスと一緒に咲くのが屋久島流であります。なんと!
毎年のことだけど、冬にヒマワリに会えると、
なんだか得した気分になる。
見ているだけで元気になるのですよね。
笑顔になる。そんなフィーリングを届けたい。
花束だけじゃ足りないくらいに。
そんな気持ちってあると思う。
薬指の上に乗せてみる。
花弁まで全体の大きさが約12mm
中央の天然石、シトリンの大きさは約6mm
繊細ながらにも、ゴールドとシルバーの確かな重みが伝わってきた。
作業机のライトを受けて柔らかに輝く金属表面の有機的な質感は独自に施したマット仕上げによるものであります。
最後に作業机の上でゆらゆらキラキラさせて、
海の向こうにお届けいたしますね。
[制作編]
*
さてさて、今日はもう一つの指輪作りもありました。
こちらは雨と水にまつわるジュエリーです。
ゴールドの小さな輪っかに火を当てて、
繋いで繋いで、
あと少しでリング状になるところ。
波紋のような、しずくのような。
屋久島で感じた、水のイメージをジュエリーに変えています。
どこか幾何学模様のようなリングは
彼が大切な想いを伝えるためにと選んでくれた婚約指輪なのですよ。
先ほどのネックレスもそうだけど、
一緒に届けているのは、心のずっと奥の方にあるものなのだろう。
みんなの幸せジュエリーを作るようになり、本当に大切なことがどこにあるかを学びました。
彼女へのプレゼントから、結婚指輪、婚約指輪と繋がったジュエリー作りもいよいよゴールを迎えます。
少し寂しような、でも晴れやかな気持ちでもあり。
最後の作業を楽しもうと思います!
明日もまた、ここで!
制作編
屋久島に月見草が咲いたので、春の指輪を選んでみた。[ゴールド×ダイヤモンド]お花のエタニティーリング、しずくの指輪、水にまつわる指輪作り。
結婚指輪編