雨上がりの屋久島、しずくとプラチナリング、一粒のダイヤモンド。屋久島から海の向こうのお二人にお届けした婚約指輪は水のイメージで。
始まりを感じる一滴の雫は婚約指輪には素敵なモチーフだと思う。
「お米作りをライフワークとされている彼女にはリングは芽吹きや田植えの時期を連想する水のイメージが素敵ですね。」彼とはメールでアイデアを送りあったり、デザイン画やサンプルを手に取ってもらったりして指輪作りを進めてきた。
いよいよ形になりましたね。ここまでの道のりを共に歩いてくれてありがとう。そして、おめでとうございます!
気がつけば雨もすっかり上がったようだ。彼と一緒にデザイン作りを進めた冬の日々を懐かしく思いながら、庭先でもう少しリングを眺めてみたい。
プラチナリングをそっと草花に添えてみる。リングの厚みは1.2mmほどでとっても細身。コロリとしずくを模した石枠で包み込んだダイヤモンドがキラリと浮き上がって見える。気品高くも、どこか自然に溶け込むような雰囲気がリングから伝わるのは周囲に施した粒々の装飾によるところ大きいだろう。ここにずっとあったような感覚。
つけたときに見える姿。とても繊細なスタイルは結婚指輪とも素敵にマッチするだろうとワクワク。これからお二人とご一緒する結婚指輪作りが今からもう楽しみになっている。一滴の雫があって、そこから物語が始まるような、繋がりのあるデザインを思い描いている。
ここ屋久島で生まれたジュエリーが、雨の日も晴れの日も、お二人の暮らしとともにありますように。
さあ、空には青空が広がってきた。いよいよ始まりですね。
お二人の大切な時間にご一緒できた幸せを感じつつ。
楽しい指輪作りをありがとうございました。
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結婚指輪編