近いうちにまた来てみよう。
そんなお気に入りの場所に出会うことが時々ある。
coffee Hamayu
屋久島サウスは西側、時計でいうと6:30分あたりに位置する湯泊は
“珈琲はまゆ”さんに行ってきた。
はまゆさんは静かな温泉街にこの夏新しくオープンした焙煎所+美味しいケーキのカフェ。
はまゆ、とは屋久島で夏になると咲く、ハマユウの花の呼び名でもあるのです。
ハマユウでなくて、“はまゆ”としたところが素敵。
地元ならではのクラシックさとカフェを営むお二人の新しいイマジネーションが柔らかに溶け合ったお店だった。(どちらかというと、ユル系に寄ってるのも、オレ的にはよかった笑)
このはまゆさんで島中の噂になっているメニューがこちら
コーヒーゼリーパフェ@珈琲はまゆ
コーヒーゼリー、コーヒーアイス、バニラアイス、季節の果物、etc…
断層の構成を説明いただいたけど、あまりにも美味しそうで、説明が耳を通り抜けてしまった。
このあとさらに夢中になっていただいたのは言わずもがなでありました。
実はここ、はまゆさん。
わたくしアトリエから車を走らせることわずか7分ほどで行けてしまう距離感なのです。
近くにお気に入りのカフェを得て上機嫌でアトリエに戻り、
今日の制作を。
屋久島を旅するお二人との巡り合いがあって、
作らせていただくことになった結婚指輪。
鉄鋼やすりと紙やすりを片手にコツコツと進めてきたメンズリングの造形が終わり、
そのアウトラインをぐるり眺めていた。
ラウンドシェイプ、プラチナリング
とてもシンプルで普遍的なスタイルです。
ただ、そのスタンダードな中にもお二人らしさや、お二人の暮らしに寄り添うようなデザインとなるよう、
細部のデザインにはこだわりました。
「丸みを帯びた中にもすっきりとシャープな印象があるといいですね!」
というのが、長く打ち合わせ重ねてきたお二人との合言葉。
丸くありつつの、すっきりシャープ
そんな印象なんです。
リング幅は2.3mmというのはメンズでは今年一番よく作ったデザインかも!
細身ではありますが、プラチナの重厚感が確かに伝わってきて、、
指輪ってこんなにも小さいのに、なんて特別感あるんだろう
手に取ると豊かな気持ちに包まれました。
そして、メンズの印象が鮮明なうちに次なる制作へ。
今回はメンズを作ってからのレディース制作というスケジュールでした。
抑揚のあるアウトラインがここからも少し感じられます。
メンズと同じプラチナを使って、同じラウンドシェイプで、
お揃いだけど、実は微妙に異なるデザインだと素敵だと思う。
二人で一つですものね。
2本が異なり、そして補い合うような指輪をイメージしています。
晴れたり雨だったりする最近の屋久島
雨が降るたびに季節が新しくなるような。。
12月も後半となりましたね。
じっくりと行きましょう!
始まり編