屋久島で出会った水面と夕焼け空。
おふたりの大切な景色がありました。
「たゆたう水面のように。
夕日を抱いたオレンジ色の空のように。
素敵だった時間を写してくれる指輪があればいいと思って。。」
お二人が声をかけてくれたのがきっかけで、
この結婚指輪をつくることになったんです。
プラチナとk18イエローゴールドのコンビネーションリング作り。
最初の第一歩。
くるりと丸めたゴールド、プラチナに火を当てて、
リング状に造形しています。
ゴールドは約800度。
プラチナは約1100度。
二つの金属は融点が大きく異なるため、
バーナーの種類も使い分けて火をかけていきました。
作業をしていると、削り心地や質感も、もちろん色合いも、
ゴールドとプラチナは大きく違っていて、
違っているからこそ組み合わせてつくると、
そのコントラストが大きく表現できるのだろう。
違っているからこそ、補い合って一つになれる。
まずはゴールドのリングをピカピカに磨き上げて、
さらにプラチナのリングもピカピカに磨き上げた。
きらきら仕上げのプラチナとゴールド
磨き上がった2本のリングを庭に持ち出してみると、
光沢を帯びたゴールドとプラチナの表面に
屋久島の緑が映ってました。
それはまるで鏡のようでもあり
互いが共鳴しているようにも感じられた。
始まり編
屋久島ー京都、しずくギャラリーのモンステラに囲まれて結婚指輪の相談会。今年最初のパッションフルーツ!水面の表情を描く結婚指輪作り。