夜が明けるのをビーチで待って、波に乗ってから温泉へ。帰り道にひまわりをチェックするのが最近の日課になっている。
そしてアトリエに戻り熱いコーヒーを作って、今日も作業机に向かう。
たまに野菜屋だったり郵便局で友人に会えて嬉しくなるのが屋久島流。
同じ屋久島はすぐご近所に暮らすお二人の結婚指輪作りが始まっている。
いろいろな巡り合いは偶然なのか、あるいは必然なのか。
たしかにそれぞれの暮らしがあって、違った時間を過ごしているのだろうけれど、
お互いがしっかりと繋がりながらバランスを取っているのだと、ふと感じられる瞬間が屋久島の小さな暮らしの中にはあるように思う。
それは森の地中に広がる根っこのように。見えないけれど何よりも確かなものなのかもしれない。
パッションを分かち合いながら補完し合うことのできる幸せは、あるいはとてもスムーズに、ここに在ることなのかもしれない。
とても明るくて活動的な屋久島サウスの冬が好きだ。
さて、今日も屋久島の癒しを頂きながら。
金槌を片手にまずは最初の第一歩。コンコン。
シャンパンゴールドのリングに太いところ、細いところ。
とても繊細なお二人のリングなので、静かな気持ちで作業を進めていきたい。
相談会の日は、譲り合いながらもお互いを尊重してデザインを見つけていったお二人が印象的だったなあ。
きっとこれからもこうしてお二人のペースで歩んでいくのだろうと思うと、ほのぼの幸せになる。
18k champagne gold and platinum
シャンパンゴールドとプラチナをくるりと巻いて、いよいよリングらしくなってきた。
重ね合わせてみると色彩のコントラストが気持ちいい。ボリューム感のバランスもいい具合だと思う。
素材もデザインも、ほんの少しずつ違っていながらお揃いになるお二人の結婚指輪だ。
繋がり補い合って初めて一つになるような、そんな姿を思い浮かべながら作業台の上の小さなリングを眺めている。
削り出したゴールドとプラチナの破片もまた混ざり合って美しく輝いている。
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