屋久島から愛知へ。
すっきり細身のwave ringにアウトラインの表情、サイズと変化をつけて4本。
東京へ。
ご出産前に指輪が入らなくなってしまったので、以前作ったサンプルをリサイズしたシルバーリング。
こちらは京都のお二人に。
ラウンドシェイプ 方徐々にスクエアシェイプ へ、という新しいデザインは先日しずくギャラリーに来てくれたお二人との会話の中で生まれた新しいデザインです。
彼女に1本と、サイズとwave具合を変えて、彼に2本。
新しく始まった指輪作りにワクワクしながら
合計で8本のリングを海の向こうに送り届けて一安心。
気がつけばまた一段階暑さがグレードアップしているように思えた。
いやいや、暑い日が続きますね。
ここ数日は結婚指輪のサンプルリング作りに夢中になっていて、
ブログの方も短めとなっていましたが、
今日は久しぶりに日々の暮らしと制作編です。
アトリエもすっかり夏のムードいっぱいになりました。
山盛りのトウモロコシをおやつに食べる、というのがいつもの夏でありまして、
この皮むき作業をしていると、
ああ、夏本番だなあと心踊ります。
トウモロコシは海水ほどに塩を入れた熱湯でざっと茹で上げて、そのままがぶりといただきました。
毎年同じことを言っているような気がするけれど、
思っっているよりも、ずっとずっと甘い!
スイカよりも甘かったトウモロコシ。
そんなコピーも見つけました。
さてさて、
アトリエでは春のしずくギャラリーに来てくれたお二人の結婚指輪作りの続きが始めることになり、
庭に指輪を持ち出して、夏の緑の中で作業のイメージを高めていた。
そういえば、お二人とはギャラリーのお庭で、緑に囲まれて指輪の相談会をしたのをよく覚えてる。
緑に囲まれた素敵な時間だったなあ。(巻末にリンクあります)
左側が彼女のイエローゴールド 。
右側が彼のシャンパンゴールド。
デザイン作りの関係で、異なる工程を進めてきた指輪作りでしたが、
2本のリングが初めて揃って、いよいよここから一緒に造形作業を進めることになりました。
彼女のリングにはオリジナルの植物模様を彫刻することになり、
デザインを描いて→データ化→3Dプリンタで原型作り→鋳造という、
それはデリケートな作業を経て、その姿が生まれました。
リング幅が約2.0mm
なのに、こんなにもはっきりと模様を確認できる!
オリジナルで初めてのデザインだったので、ドキドキでしたが、
綺麗に彫刻できてよかった!!
この模様は植物大好きな彼女と何度も何度もデザイン画のやり取りをして出来上がったデザインだったので、喜びも大きくて、
最初は何もなかったところにイメージが生まれて、そこから生まれた小さなリングを前にして感動してしまった。
その感動をインスタグラムのストーリーズでお二人とシェアして、
次はメンズの造形作業を始めることに。
彼女のリングのアウトラインと同じになるように、
鉄鋼ヤスリでガリガリと削り出しています。
柔らかく優しい付け心地。でもシャープで洗練を感じる。
抱いているのはそんなイメージ。
ここからさらに変化を加えていくのですが、今日はここまで。
1日の終わりに、指輪を持って海に出かけました。
夏の夕焼けとイエローゴールド とシャンパンゴールド。
今日も屋久島にありがとう。
素敵な指輪作りはもう少し続きます。
相談会編
制作編