屋久島サウスのアトリエです。
制作中のゴールドリングには粒金を装飾することになっているのだけれど、
イエローゴールドの小さな破片を朴炭の上に乗せてバーナーの火を回しかけると、ゴールドは真っ赤に、そして丸くなり、くるくると踊った。
ずっと変わらいジュエリー作りが今、こうして目の前にあるのか。きっと千年以上。
道具は新しくなるけど、受け継がれてゆく手作業の世界がある。
変化する暮らしに寄り添うように、ジュエリーの表現はアップデートされてゆく。
たしかに、今の暮らしでは満ち足りた時間だったり、ささやかな幸せだったり、形のないもをより愛おしく感じることが多いような気がする。
形のあるジュエリー作りではあるけれど、造形のずっと奥の方にある響きが大切だ。
島で出会う感動を分かち合おう。
心で、体で感じるジュエリーとは。
その造形を留めるところが金属の素晴らしいところだと思う。
日々の暮らしに寄り添ってくれますように。
ささやかな喜びを。
心に響く心地よさには、自然の中で出会うリズムがあると思う。
この情景に憧れてずっとジュエリーを作ってきた。
きっとこれからもそうだろう。
今日のふわふわさん!
細いゴールドリングにはゴールドの大きな粒、小さな粒をランダムに配置した。
朝露だろうか、雨上がりの雫だろうか、いつもの島暮らしでは馴染み深いシーンだけどなんだか懐かしく思えた。
カメラのレンズ越しにクローズアップで眺めてみたら、本当にしずくのようにキラキラだった。
ひかり輝くものもが、やっぱり大好き。
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