ラウンドスタイルで作る月の指輪。
今日はメンズの仕上げ作業となる日だったので、まだ暗いうちに目が覚めてしまい、熱いコーヒーを淹れてワクワクしながら朝の始まりを迎えた。
ザックリ切り落とした月の切り込みを滑らかに磨き上げる作業は最後の仕上げとも言うべき工程で、
側面に見える月がその指輪の顔となる部分でもあります。
起承転結で言うと、結の部分であり、
かき氷でいうと、それは蜜をかけるパートでもあるでしょうか。
ここはじっくり丁寧に丁寧に手を進めてゆきました。
月の指輪 ラウンドシェイプ 18k yellow gold,platinum900
プラチナとイエローゴールドの組み合わせ。
シンプルで、美しいです。
どこまでジュエリーをシンプルにできるだろうか。そして印象的にできるだろうか。
そしてそして、
さらにレディースの制作へと進んでゆきましたよ!
準備した素材は、メンズと同じイエローゴールドとプラチナですが、
メンズとは少し形状が変わっております。
というのも、屋久島での最後の打ち合わせの際に、宮之浦の雪苔屋さんでマフィンを食べながらお話をしていると、不意にレディースのリングはメンズと色を入れ替えて作りましょう、というアイデアが生まれて、
そのアイデアに従い、表面が金色、月の切り込みがプラチナ色と仕上げてゆく予定なのです。
それにしても、雪苔屋さんではいつもフレッシュなアイデアが生まれるものだなあ。。
これはまたまた僕にとっても新しい挑戦!
未知なる道のりに心が高揚します。
材料の下には、お二人から頂いたお手紙が。
いつも皆様の声に励まされてジュエリーを作ってます。
この週末は皆様いかがお過ごしになられますか?
こちら屋久島はスコールが降り、トンボの姿も見るようになり、少しずつ季節の移ろいを感じるこのごろです。
今のうちにもう少し、夏を楽しみのも良いかもしれませんね!
僕は明日の朝一番で海まで出かける予定です。
今日もブログにお越し頂きましてありがとうございました。
皆様の夏がハッピーで溢れますように!