こちらは昨日のアトリエでのお話。
朝から色々なことがあった日だった。
結局のところ、その朝から日を超えて土曜の夕暮れ時。
やっとPCの前に立つことができたので、その色々を書き始めた。
今日のブログは2本立て、まずは回想編からとなります。
シャンパンゴールドとイエローゴールド。
波のラインをモチーフにした指輪の造形が調子よく進んで、
朝早い時間にひと段落。
ここまでのデザイン作りや、これからセットするダイヤモンドのことに思いを巡らせていたら雨の音が聞こえてきた。
最近はやたらと降るようになりました。
もう3月も中盤ですものね。
屋久島では、いわゆる雨季の始まりの合図でもあります。
この先雨の降る日も多そうだし、
よし!まとまった日程を確保してもう一本指輪を作ろう。
春の雨と共に作り始めよう。
そう思いついて、急ぎ足でこれから始まる制作の素材を手に取った。
雨とプラチナとシャンパンゴールド
周囲の緑が写り込んで、雨粒がポツリと宿っては落ちて、
そこに溶け込みそうだった2種類の金属に思わずぐっと魅入ってしまった。
いつもの屋久島時間であります。
そこから作業を開始して、気がつけば夕暮れ時。
くるり。小さなゴールドリングの形が生まれました。
リング幅1.7mm サイズ7.5号と完成する予定のリングなので
この時点ではサイズ7.2号 リング幅1.8mmと作業の幅をもたせて作ってあるというのは職人のワクワクするお話でありました。。
お二人につくるのはスッキリ細身のリング。
わたしも大好物で、得意とするところであります。
“シンプルに、素材感をもたせて”
そんな言葉を抱きながら作業机に向かってます。
今日は細いゴールド素材がリングになるまでを短い動画にまとめてみました。
work in progress on 18k champagne gold ring from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
そして、おやつの時間はおなじみの“はまゆう”さん!
裕子さんと共にここでおやつ+ミーティングの時間が常となりつつあるこの頃。
日も長くなりましたね。
皆さまも素敵な春の日を。
今日もここに来てくれてありがとうございました。