クリスマスが終わって、雨が降り始めた。
ちょうどこの二日間は
お預かりしてた結婚指輪のお直しをしよう!と
アトリエにずっとこもってました。
20年以上の愛に溢れた指輪をお直しさせていただく日に、
クリスマスイブとクリスマスはぴったりなような気がしたのです。
ゴールドとホワイトゴールドのコンビネーションリング。
島の仲間からお預かりしました。
長く使っているうちにサイズが大きくなり、一部のパーツが割れて外れてしまったという。
ジュエリーのお直しは基本、作り手に任せるのが良いと思ってて、
いつもは皆様にそうお伝えしているのですが、
「アメリカで購入したので!」ということもあり、
そして、
20数年以上前に作ったリング自体と、そのリングのまつわるストーリーに
私自身がとても惹かれたこともあって、
今回は番外編となりました。
欠けた部分をつなぎ合わせて、
メンズはサイズを小さく、
レディースはサイズを大きくして、
最後にピカピカに磨き上げて、完成!
大きさの倍ほど違うリングを手の上に乗せて眺めていると、
リングの柔らかい輝きが心のずっと奥の方に響きました。
20年以上か。巡り会うことって素晴らしいなあ!
大切な指輪をお任せいただきましてありがとうございました。