庭の菜園でカボチャの花が咲き始めている。
ここ最近の色々を受けて衝動的に畝を作ったのが4月の21日だったから、これちょうど1ヶ月がたっとことに。
植物の成長ってすごい!と、こう見ると感じるけれど、なんとももどかしいスローペースのモノづくりだったー。
調べてみると、結実させるためには雌花から雌花に受粉作業が必要なことを知って、いざ!と思い立って雄花の準備をすると、周りの花も全部雄花なことに気がついた朝。ホントに?!
なかなか一筋縄にいかないこともありますね。
まあ、いそがずゆっくりといきましょう。
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さて、アトリエです。
作業机ではこれから始まる結婚指輪作りの材料を準備して、作業工程のイメージを膨らませていた。
イメージのベースとなるのは、数ヶ月間お二人とメールを交わして一緒に作ったデザインとサンプルリング、細部詳細を数字に変換したデータと、
そしてもう一つ。シダの葉っぱも。
お二人の指輪のテーマとなるシダと一緒にシャンパンゴールドを何日か前の雨の日に眺めていた。
いよいよこれからお二人の指輪作りが始まる。
まずはバーナーの火を当てて、シャンパンゴールドが真っ赤になるまで温度を上げる。
そして急冷してあげると、ゴールドがふわりと柔らかになるのです。
すかさず、くるりと巻いてリング状に。
彼のリングサイズは12.7号なので、わたしの手と同じくらいの大きさかな?
リング幅は2.5mm。
うん。いいボリューム具合です。
これから彼のリングはスクエアシェイプ のアウトラインを造形してゆくことに。
雨も多くなってきて、百合の花から紫陽花へとバトンタッチする頃。
生垣のハイビスカスも元気になってきた。
また新しくなった季節とともに、お二人の指輪作りは続きます。