
ずっと好きだった素材を手にしたり、思いがけない発見があったり。
おふたりのデザインが、少しずつ、ゆっくりと育まれていきました。
二月とは思えないほどあたたかな空気に包まれた、屋久島サウスのアトリエでした。
結婚指輪の相談会に来てくれたのは、ご近所に暮らすおふたりです。
「初めてお会いするのが、なんだか意外ですよね」
そんな挨拶から始まるのも、小さな屋久島ならではのオーダーメイドなのかもしれません。
白いテーブルの上に並べたサンプルリングの中から、彼女が大好きなピンクゴールドを試してみる。
それが気になって、彼もピンクゴールドを手に取る。
ひとつひとつの小さな選択が、色鮮やかな未来をかたち作っていく。
このようなやさしいリズムで、おふたりの暮らしが流れていくのかなと思うと、あたたかな気持ちに包まれました。
おふたりが出会った、この屋久島でつくる結婚指輪です。
この島で過ごした時間と、いつまでもともにあることができるような、
そのようなリングになれば、素敵だなと思います。
もし、今、この場所でなかったなら、また別の時間になっていたかもしれない。
そう思うと、
これから生まれるリングが、奇跡そのもののように感じられますね。
屋久島が紡いでくれた、素敵なご縁に感謝します。
