k18シャンパンゴールド、イエローゴールド で作りました。
リングの表面にお二人オリジナルの模様を施した、植物がらの指輪。
出来上がった指輪を前にして、
4月にしずくギャラリーに来てくれたお二人が、今とても懐かしく感じています。
ここまで長く3人で一緒に試行錯誤を重ねに重ね、
出来上がったデザインが形になって、感動でいっぱいです。
デザイン作りが始まったのは春のことでした。
お二人にしずくギャラリーでお会いした日は最高の晴天日で、
あまりの心地よさに庭の木陰に指輪を持ち出したのをよく覚えてます。
そしてそして、
いよいよ始まった指輪作りの間、とにかく屋久島は暑い日が続いていて、
海に通いながらの
夏の指輪作りとなりました。
さっそく庭に持ち出して、夏の木陰で眺めてみると、
木漏れ日も、ゴールドの輝きも、緑も植物模様も、
屋久島の一つの景色のように見えたお二人の結婚指輪。
彼のシャンパンゴールドと、彼女のイエローゴールド が微妙だけどはっきりとした色の違いがあって
アウトラインは揃って、緩やかにカーブしている。
少し違っているのに、お揃い感があって、
いや、少し違っているから、お揃い感があるのかも。
リングを手にしてそんなことを考えた。
屋久島の自然に中で暮らして、素晴らしいのは植物の多様性の中に身を置けることだろう。
そこには実に様々な個性があって、
その中にいると、ああ、オレはオレでいいんだ!と自分がここにふさわしいように思える。
力強い癒しがあるんです。
そして、この指輪も。
日々、自然の中で作業をされるお二人の暮らしの一部になるように、シンプルで丈夫に仕上げました。
同じ自然大好き仲間だったからかな。
「大好きな苔のデザインをリングにレイアウトしたいのです!」
と彼女が言ってくれたイメージをとてもスムーズに思い浮かべるすることができました。
タマゴケに、コツボゴケ、
実際にある苔をかたどった彫刻なんですよ。
一つだけのオリジナルデザインが出来上がって、
二人の表現としての指輪作りだったなあと思う。
楽しかった指輪作りも、いよいよ一区切りとなりましたね。
なんだか名残惜しいような気持ちますが、
終わりの始まり。
わたしの中にはこれから始まるお二人の素敵な時間のイメージが広がってます。
いつかまた、緑の中で一緒に写真撮れると嬉しいですね。
そうそう、そういえば4月に一緒に写真を撮ったとき、後ろにあった柿の木に大きな身
実がつき始めているんですよ。
しばらくすると実りの季節ですね。
ご結婚おめでとうございます!
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