ダイヤモンドとイエローゴールド、
シンプルな組み合わせでお作りしたエタニティーリング。
木漏れ日の指輪。
庭先に咲いたシロツメクサの側にそっと置いてみると、
太陽からこぼれ落ちた光のかけらのようにも見えました。
エタニティーリング作りは始まり続けるイメージで。
海を越えてのオーダーメイドだったけれど、彼女とはこれまでたくさんのメッセージを交わしながらここまでやってきました。
大切な指輪作りをお任せいただきまして本当にありがとう!
幸せだった制作の日々を思いながら。
朝目を覚まして、庭先を眺める。
木々の合間を抜けて太陽の光がこぼれ落ちるのを見ると、なんだか元気をもらえたような気持ちになります。
木漏れ日のような透明感を纏うことができれば素敵だろうな、
そう思ったのがこの指輪を作ろうと思ったきっかけでした。
リング幅は約3mmほど。
手に取るとこんなにも繊細でした。
ゴールドで仕上げた安定感の中に透き通るほどの軽やかさ感じるのは、
小さな輪を連ねて作ったリングとダイヤモンドの素敵な出会いがあったから。
手の中でくるくる、キラキラ。
その煌めきが心に響いてきて、ついつい遊んでしまいます。
突然の雨が数分間降り続いてまた太陽が現れる、いつもの屋久島リズムです。
アトリエの庭先では植物たちがダイヤモンドを纏っているように見えました。
天気だったり、季節だったり、花の開花もそうかもしれません。
島での暮らしでとても馴染み深い、始まり続けるイメージにいつも励まされています。
「この指輪はずっとつけていたいと思って」と、デザイン作りの始まりに彼女が伝えてくれました。
大切な想いやから始まるオーダーメイドの時間はいつもひらめきに満ちています。
実は今回、全く新しい作り方をしたのはここだけの話。
より強くそしてより軽やかに仕上がったように思います。
リングの半分にダイヤモンドをセットして、半分をプレーンに仕上げるアイデアも良かった!
数ヶ月間となりましたが、ご一緒いただいてありがとう、楽しかった。
風が強く吹いてきたな、と思ったら、花の合間から強い光が溢れてリングが島の情景に溶けてしまいそうに感じられました。
いつか機会があれば屋久島にもいらしてくださいね。
ずっと長くお使いいただけますように。
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