やっぱりジュエリーが大好き。
というのは昔から変わらないもので、今でも出来上がったばかりのジュエリーを長い時間眺めてしまうことが時々ある。
今日はシャンパンゴールドで作り進めていた結婚指輪がついに完成して、指輪を眺めながらお二人のことやデザインのことに思いを巡らせていたんです。
朝から机に向かい、細部に造形と磨きを施して仕上がりました、レディースのリング。
細く抑揚のあるフォルムは
緩やかに打ち寄せる波のラインを表現したもので、
キラリ。金槌で叩いて仕上げると、
表面の質感が有機的な雰囲気に覆われて、
とてもカッコよくてオリジナルな一本となったなあ。。(自画自賛w)
今日は細いところが上、今日は太めで、など気分によって使い分けもできて楽しそうだ。
嬉しくて早速メンズとレディースを並べてみる。
シンプルで細身。
こんな指輪があればいいと思ってた。
ほぼ同じリング幅で、同じ素材で、同じ表面の質感。
ではあるものの、
細部に微妙な変化をつけながら造形を進めたので、つけた時にお互いにフィットして感じていただけます。
お揃いの指輪、最高ですね!
k18 シャンパンゴールド。
手に取ってみると、とてもとても軽やか。
なのにゴールドのしっかりとした重みが感じられた。
というのも
ゴールドの比重は約17という数値で、シルバーの比重、約10.5という数値と比べると1.5倍以上の重さがあるので、
特に今回のような小さくて繊細なデザインですと、軽くなりすぎず、しっかりとした存在を確かにしてくれるのです。
軽やかなデザインの結婚指輪も、しっかりと。
ずっと長くお使いいただける指輪が作りたかった。
この凸凹の表面仕上げ、経年によって摩擦や小傷が加わってゆくので、
5年、10年、二人の時間とともに質感が変化を遂げてゆくんです。
とともに歩んでゆく結婚指輪。
じっくりと眺めるうちに、そのような言葉を見つけた。
シャンパンゴールド、波リング。
ああ、早く見ていただきたい!
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作業を終えて、海へ。
こう見えて、実は海水はまだまだ温かいのです。信じられないけど!
今日も屋久島にありがとう。
リフレッシュして、明日からまたジュエリーです。