お気に入りのジュエリーを選んで、
毎日つけて、幸せな日々。
でも、メンテナンスって、いつ、どのようにしてお願いしたら良いのだろう。
大切な思い出の品なので、お手入れをしながら長く、良いコンディションで使いたいものです。
誰がメンテナンスしてくるのかな。期限はあるのかな。
そんなことも気になりますよね。
選んでいただいたジュエリーのお磨き直しやメンテナンス、
わたしの場合、わたしがジュエリーを作り続けている間、
いつでもずっと対応させていただきます。
ジュエリーをお選びいただいた後で大切なことは、
長く使っていただくこと。
美しい状態で使っていただくこと。
何よりも気に入っていただくこと。
そのように考えている。
わたし自身作ったものをしっかり責任を持ちたい、というのもありますし、
ジュエリーを介して皆さまと繋がっていることができるのが何よりも嬉しい。
今日は数年前にお作りしたマリッジリングをお預かりして、お磨き直しをさせていただいておりました。
シルバーでお作りした結婚指輪とネックレス(写真は綺麗にお磨き直しした後のジュエリーです)。
久しぶりの彼女から、お手紙が添えられていて、
その中には
「ドアを開けた時に何かに引っ掛けてしまい、指輪が少し変形してしまいました。。
うっかり温泉に入ってしまったことがあり、自分でなんとか磨いてリカバリしてあります。」
というメッセージも。
でも、大丈夫。
最初はやっぱり黒ずんでいて、少し形が歪んでおりましたが、
こちらのトレーの中にある作業道具を使って
リングの湾曲を直して、表面にヤスリをかけ直して、
ネックレスも洗浄して、ピカピカにリフレッシュ。
そうすると、見違えるほどに綺麗になりました。
round shape 2.0mm sv950
ツユクサのネックレス sv950, k18, aquamarine
お手紙で言葉を交わすののも、ジュエリーに再開するのも久しぶりだったので、
ジュエリーがピカピカになると、当時のことも鮮明になるものだなあと実感しているところです。
屋久島のしずくギャラリーでお会いして指輪作りの打ち合わせをした以来。
もう3年ほど経つのですね。
いつも大切にお使いいただきましてありがとうございます。
メンテナンスの終わった指輪とネックレスはソフトケースに包み、送ってきていただいた六花亭のお菓子の缶に入れ直して、それを箱に詰めて海を渡る準備をした。
そしてそして、
こちらは夕暮れ時に海の向こうから届いた荷物。
開けてみると美味しそうなリンゴがゴロゴロ。
屋久島で食べたくなるものって、寒いところで取れるものだったりするのですよね。
ゴクリ。
こちらはつい先日結婚指輪をお作りしたお二人からの贈り物で、
毎日指輪を見てくれていることや、お二人の近況、そして今回の指輪の題材となった場所のイラストがお手紙が添えられていた。
こちらも始まりました、ジュエリーで長いお付き合い。
いつもありがとう。
また指輪で繋がることができた。