屋久島サウスのアトリエです。
小さな葉が集まって大きな葉になり続けるところに希望のイメージを感じているのかもしれない。
シダの葉をかたどったイエローゴールドとプラチナはヤスリを使って細部を整えてゆく。
少しずつ、少しずつ、植物たちの精度に近づけるように。
初めてだったけれど、葉っぱのイエローゴールドがむっちゃ素敵でした。
想像以上の未来が待っているオーダーメイドのジュエリー作り。
自然の近くに暮らして自然を眺めていると、ふと幾何学的な構造がイメージとして浮かび上がる時がある。
そんな時は、なんとなく真理めいたものに近づけたような気がして嬉しくなるのだけれど 笑、
植物だったり、水だったり、それらは構造的というよりかはもっともっと柔らかでフィジカルな温度を持っていて、いつもわたしたちを優しく包み込んでいてくれる。
そのなめらかさのようなものは、実は圧倒的な精度の高さにあるように思う。
冬の空が美しかった。
屋久島は今、ポンカンの季節である。
お二人の暮らす岩手はそうか!りんごの季節なのか。
朝目を覚まして、近所で採れた果物を食べながら一日の始まりを迎えるのが好き。
自然のつながりの中に自分をそっと置いてあげて癒されつつ。
気がつけばもう年末ではあるけれど、美しい島の冬とともに指輪作りは続く。
寒さが深まってきている。シダリングの出来上がりも近づいてきている。
それをどこかでワクワクしている、冬休みを過ごす子供のころのような自分がいる。
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