目を覚ました時、屋久島はまだ暗闇に包まれていました。
窓の向こうには新しい一日の柔らかな光を受けて青の中に黒い影が浮かび上がってくる。
静かな秋の朝でした。
新しいジュエリー作り始めるのにとても良い日のように思えました。
彼女がアトリエに来てくれたのは先月のこと。夏の余韻を感じさせる、とても暑い日だったのを覚えています。
ワシントンから来てくれて本当にありがとう!
Story of custom-made pendant Yakushima, Washington, the diamond she inherits from her family
彼女はワシントンから一粒のダイヤモンドを持ってきてくれました。
そのダイヤモンドは彼女が生まれた時に彼女のお父様がお母様にプレゼントしたリングにセットしてあったものなのです。
アトリエではそのダイヤモンドを使って小さなしずくのネックレスをオーダーメイドする相談を。
彼女が受け継いだダイヤモンドを使ってしずくのネックレス作るお話の始まりです。
一滴の雨粒がやがて波紋を広げるような、何かが始まる予感に包まれながら。
作業台の上には彼女から受け取った一粒のダイヤモンドとk18イエローゴールドの小さな塊を用意しました。
わたしたちが一緒にイメージしたデザインがあって、あとは少しばかりの工具と彼女の大切な想いと。
それだけあれば美しいジュエリーを形作るのに十分のように思えるのです。
いよいよ最初の第一歩です。
喜びを分かち合いましょう!
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in English
The beginning of the story making “Shizuku” pendant in Yakushima Island, Japan