一つの指輪が出来上がって、
次の指輪を作るまで。
今日はその間の日。
少し呼吸を整えたく、海に向かうと
そこはモワッと湿った風が入っていて、冬とは思えないほどに暖かだった。
そういえばもう12月。
この南国風味の冬のせいか、
師走ムードを一切感じずに日々を過ごしてます。
みなさま、そちらの12月はいかがですか?
さて、もうすぐクリスマスということで、
それまでにお届けしたいジュエリーがいくつかありまして、
ここぞとばかりに
少しずつ進めていたジュエリー作りを再開することに。
プラチナを使って、お花のペンダントを作ってます。
奥に見えるのは花弁をあしらったk18イエローゴールドの石枠。
ここにダイヤモンドをセットして、
みかんの花をモチーフとしてネックレスとなる予定なのです。
冬がやってきて、屋久島では柑橘類の収穫ムードが高まってきておりますが、
わたしも大好きなタンカンの木にもたくさんの実が色づき始めている。
タンカンはこれから寒い冬を通り、2月が収穫となり、
収穫が終わって4月になると、白く小さな花がつき始めます。
収穫の賑わい、
島の静かな冬、
タンカンたっぷりのグリーンスムージー、
春、漂う花の甘い香り、
みかんの花をかたどったネックレスを作っていると
タンカンにまつわる思い出が蘇ってくる。
そういえば、いつもはシルバーを使ってるこのネックレスをプラチナで作るのは初めてのことだなあ。
ゴールド×プラチナ×ダイヤモンドで現れる新たな雰囲気も楽しみ。
小さくて、その中に確かさが詰まってて、贈り物にぴったりのジュエリーだと思う。
どんな風にプレゼントするのだろう。
ワクワクしながら、作業机に向かってます。