今日は屋久島ノースの海より、こんにちは。ここのところ、週末になると島は春の嵐に包まれております。たしかに、外に出れないほど雨が激しかったり、道路がプールみたいになっていることもありますが、島の中では“いつもの感じだね”と落ち着いた屋久島リズム。ニュースを見た友人や家族からは、大丈夫なの?というメッセージをたくさんいただいております。ご心配いただいた皆さま、ありがとうございました!
ときどき海に出かけたり、ジュエリーを作ったり、雨音に心傾けながらいつもの日々を送っています。
屋久島ではこの季節の雨風のことを“木の芽流し”と呼んでいます。不安定な大気が続いて、自然の力が強い島ではザワザワと心揺れる時もあるのですが、このフィーリングもまた花の開花のように季節の巡りの一つで、悪くないかなと思います。
朝の海では久しぶりにエッジの効いた波に乗って体を思いきり動かすことができたので、春のモヤもすっきりと晴れたようにフレッシュな感覚に包まれています。いつも花や海に支えられて、島の暮らしがあるのだなと感謝感謝です。
それに同調するように晴れ間も広がり始めて、なんだかデトックスを感じた土曜日の朝でした。
早起きのおかげで、ジュエリー作りもじっくりと作業できたのですが、春の象徴であるナノハナのモチーフは、やはりこの時期に作ることが多いような気がします。
さて、皆さま素敵な週末を。あと少しで新年度も始まりますが、フレッシュな気持ちに包まれて参りましょう。新しい作品もたくさん発表予定なので、どうぞよろしくお願いします。