屋久島サウスのアトリエです。
雨が降り始めたのに合わせるように再開したお二人の結婚指輪作りもいよいよ後半に。
アウトラインを丸く柔らかに造形をしたプラチナリングにはさらに動きを与えてゆくのだけれど、とても楽しいところ!
屋久島のアトリエでお二人とお会いして始まった結婚指輪作りなのですが、
そのデザインには島の空気感があるな、といつも思っています。
作業机に向かって手を動かし始めて感じたのは、ああこれはお二人のために一つ用意されていたリングなのかもしれないな、ということでした。
これまでもプラチナリングをたくさん作ってきたのですが、お二人の想いや暮らしに寄り添うようにデザインをしていくと、全てがそれぞれの個性を持って出来上がります。
それもまたオーダーメイドの面白さでもあるなと思うのです。
品がよくて、しなやかで力強い、生命を感じるフォルムだなと思いました。
島で出会う植物たちのようでもあるな!と。
雨が弱まるタイミングに庭先に出てみる。
ずっと心待ちにしていた百合の花が咲き始めていて感激だった。
一年ぶりの甘い香りも素敵だった。
今年は蕾がたくさんついているし、お二人のリングが出来上がる頃には満開になっているかも!
プラチナリングの表面には植物の模様を彫刻して出来上がることになっている。
雨の潤いや緑の香りも、お二人が過ごした森の時間を思うと嬉しくなる。
たしかに島の癒しがここにある。
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