冬の中に小さな春、見つけました。
つい最近まで雪化粧だった山々。
3日続いて、4日ゆるむ、という具合に
寒波は周期的におとずれるので、これは中休みといったところだろう。
それでも
窓の向こう側に見える空に、ほんの少しだけ動いた季節を感じていた。
暖かくなるとついつい地面を見ながら小花を探してしまうのですよね。
春の小花にも出会いました。
気がつけば今年も14日が過ぎました。
みなさま、2018年をいかがお過ごしですか?
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アトリエです。
今年最初に作る指輪はエンゲージリングとなるもので、
去年の秋にしずくギャラリーに来てくれたお二人に合わせて
素材やデザインを選んだジュエリーなのです。
大好きな屋久島の水をイメージした作品ということもあって
心を澄まして机に向かい、
ダイヤモンド、昨日作ったゴールドの石枠、細い線を
そのパーツと準備した。
ダイヤモンドとゴールド。
石枠と、リング、ダイヤモンド。
とてもシンプルな組み合わせとしたのは、
一粒のダイヤモンドに存在を与えたかったから。
名前はone drop ringといいまして、
指に落ちた一滴の雫のようなイメージなんです。
これから先もずっと長くお使いいただけるように。
結婚指輪と重ねてつけても、一つでつけても楽しめるように。
そう考えると
やっぱりシンプルなダイヤモンドリングをお勧めしたくなりました。
まずは細い線をぐるりと曲げて、リングを作るところから。
サンプルリングをお試しいただいて決めたサイズに合わせるように、じっくりと進めてゆきました。
この次に作る結婚指輪とセットとなるエンゲージリングなので、
細いスタイルで、重ねてつけるところをイメージしてみたりして。
指輪だと時々自分でダイヤモンドの輝きを眺めることができて楽しいですね!
キラリ。キラリ。
楽しい制作はまだまだ続きます。