小さな小さな丸いカタチ。
ここに2.5mmほどのダイヤモンドを収めることになるので、
全体では約3.5mmの大きさとなる。
気を抜くと見逃してしまいそうな小さなものだけど、
これが指輪になってダイヤを包み、薬指の上にポツリと乗ると
それは印象的なものとなるのです。
造形を進めるときは
右手に持ったピンセットで挟んで左手にヤスリを持つ、というスタイルで
手を動かしていると、この小さなカタチにしっかりとした重さや存在感を感じることができる。
小さいほどに溢れてくる存在感。
ジュエリーって、とても神秘的であります。
年が明けて初めてとなる結婚指輪作り、始まりましたよ!
海を越えてしずくギャラリーまで来てくれたお二人にお作りする指輪。
その日のことをインスタグラムで見返してみると
日付が11/2となっていた。
うん。あの時の空気感が戻ってきます。
お二人とギャラリーでお話をして印象的だったのは
指輪のデザインがストンと降りてくるように生まれてきたこと。
アウトドアが大好きなお二人と、屋久島で生まれるジュエリーのバイブレーションが合っていたのかも。
そう考えるといっそう作品のイメージがクリアになってきた。
素材のことやサイズのこと、メールを通じてじっくりと打ち合わせにお付き合い頂きましてありがとうございました!
お二人の大好きな山や海のリズムを感じられるように、じっくりと作り進めてゆきますね。
いよいよです。
山茶花+メジロ=最高
屋久島にやってきて学んだ方程式。
メジロはすばしっこくてなかなか人に近づくことがないので
いっそう絵に描いた方が実際の感覚に近い感動を表せるのだろうか。。
わたしがガラス越しに眺めているのを知らずに、超夢中になって花をつついているところ。
今日、幸せに感じた一コマ。