屋久島サウスのアトリエです。2020年と2021年を橋渡しするように進めているお二人の結婚指輪作りもいよいよ終盤へ。造形のひと段落した彼女のリングを木漏れ日の下で眺めて。
シャンパンゴールドの優しげな色合いは、ついつい島の自然とともに眺めたくなってしまう。指輪作りの間には、よくリングを持って海までの道を歩いていたなあ。
同じ屋久島に暮らすお二人とは、いつも眺めている島の情景を分かち合うように指輪作りを進めていたい。
さて、今日もまた冬の情景とともに。
屋久島の冬は3日ほど寒くなって、また数日暖かくなる。こちらはふわりとあたたかい日。
そしてあと、島では南側と北側で温度感がかなり違っていて、服装もダウン一枚くらい変わってくるのも屋久島あるあるだ。
寒暖のリズムや大地を感じながら暮らしていると、自分自身もその一部なのだと実感することがある。お二人は今、どんな冬を過ごしているのだろう。
彼女のリングは彼のリングと同じフォルムで、でもほんの少しずつリング幅だったり厚みだったりを小さくして仕上げているのが今回のポイント。こうするとつけた時に一層近しく感じられる。
山茶花の季節が終わりに近づいて、次はメジロを追い求めている。
手の中で光と一つになりそうだったシャンパンゴールドのリング。シャンパンゴールドの輝きは黄昏時の色にも似ていると思う。優しい光を手に取るような心地に包まれる、そんな指輪になると嬉しい。
さあ、あと少しで完成です!
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