夕暮れ時にいつものビーチを訪れると、太陽の光が溢れるほどに降り注いでいた。
水平線のずっと向こうを眺めようとすると眩しくて、なんだか少し嬉しくなる。
台風が去って空気も心も新しくなった気がするぞ。
ノースの夏はどうだろうか。
浜辺を少し歩いて、ふと思い出す。
アトリエからからバックに入れて持ってきておいた2本の細いプラチナを取り出して手にすと、プラチナは一瞬のうちに波音に包まれた。
同じ屋久島に暮らしているお二人の結婚指輪作りを始めるには、とても素敵なタイミングのように思えた。
屋久島の北部に暮らすお二人がアトリエにきてくれた相談会。
思えばあれが夏の始まりだった。ハイビスカスもたくさん咲き始めていた。
屋久島で暮らしていなければなかっただろうなと思える出会いはたくさんある。
ここに暮らす仲間も、海の向こう側にも、いつも恵まれている親密さには感謝の気持しかない。
新たな時間を歩み始めるお二人とご一緒できることは何よりも幸せなひと時だと思う。
車で1時間ほどの距離にあるお二人とはサウスのアトリエだったり、ノースの港付近に佇むホテルのカフェでお会いすることができた。
一緒に紡いだ印象は季節の中で育まれ、いよいよ形になる時がやってきた。
その時は短いかもしれない、けれど一度だけの夏になるに違いない。
喜びを分かち合いましょう!
まずはファーストタッチを。
屋久島にありがとう。
素敵な出会いにありがとう。
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